またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

2007-01-01から1年間の記事一覧

パヴァロッティのお喪式

6日に亡くなったルチアーノ・パヴァロッティ氏の葬儀の模様を動画で見ました。音楽家が亡くなると、故人の歌等が繰り返し聴けるので、嬉しいのか、悲しいのか分からなくなりますね。葬儀には有名人が多数参列してたようですが、友人の盲目テナー歌手ボッチェ…

日本中を仰天させた安倍首相

今日休日だったおかげで半日安倍さんに付合わされました。安倍首相がそんなに脆い人だとは知りませんでした。まるで、夏休みの宿題が終わらなかったから学校へは行かない!と言い出す子供のようです。今日はライブでずっとTVを見ていたのですが、臨時国会が…

悠久の大河、そして人生はつづく―『長江哀歌』

三峡好人/STILL LIFE/ジャ・ジャンクー監督/2006/中国とにかく雄大な長江(揚子江)の存在感に圧倒された。この映画の主役と言ってもいい。長江流域の泰然とした自然に比べ、人間の営みのなんとちっぽけなことか。明日をも知れない命だが、それでも精一杯…

悠久の大河、そして人生はつづく―『長江哀歌』

韓国人の人質解放

アフガニスタンで人質になっていた残りの韓国人ボランティアが全員解放されました。まずは最悪の事態に成らなかった事を喜ぶべきでしょうが、韓国政府は文字どおり高い代償を払わされました。ふたりの犠牲者が出たことは痛ましい限りです。この事件はキリス…

セプテンバー・ソングス

9月に入り、もうすっかり秋ですね。私は春から夏にかけての季節が好きですが、昔ある友人に「秋はいろんなものがだんだん死んでいく感じがいい」と言われ驚いた憶えがあります。 私は9月になると思い出す曲がいくつかあります。 アース・ウィンド&ファイ…

カモメのサムとオーランド・ブルーム

やはり、カモメのサムよりUNOのオーリーの方が人気があるようです。アクセス数が半端でないです。でも、このにぎわいも津波のように押しよせて、さあっと引いていくんでしょうね。

コパカバーナの海と太陽がボサノヴァのゆりかごだった―『ジス・イズ・ボサノヴァ』

Coisa Mais Linda:Historias e Casas Da Bossa Nova/2005/ブラジル 日比谷公園で心地良い小野リサのボサノヴァを聴いてから、この映画が見たくなった。渋谷の単館ロードショーだったが、重い腰をあげて行って来た。観て、聴いて、すっかりいい気分になった…

スティリー・ダン+山口小夜子

今スティーリー・ダンが来日しています。六本木の新しいライブ・ハウスでのコンサートは高すぎて手が出ません。スティリー・ダンのファンの世代は、お金持っていそうですからね。私は例外ですが。ジョアン・ジルベルトもシャルル・アズナブールもチケットが…

一夜限りのオーランド・ブルーム

今、たまたまテレビでオーランド・ブルームを見た。すぐ資生堂UNOのCMだと分かったが、妙に長い。変だと思ってネットで調べたら、今夜24日だけの特別オン・エアーらしい。120秒の長尺で、バックは「愛のコリーダ」の替え歌。資生堂だけにスタイリシュで、…

猫鍋

あつい〜!ちょっと鍋には季節が..。 一体なんでみんなで同じ鍋に入っちゃうの?一体なんであんなに折り重なって肩が凝らないの?息苦しいだろう! この画は、「かえる御殿」のかえるさんからおしえていただきました。

日比谷の森にそよかぜが吹いた―小野リサ、ジョビンを歌う

Lisa Ono SUNSET BOSSA 2007 -Tribute to Antonio Carlos Jobin- あの暑さが嘘のように潮を引いた土曜日の夕方、日比谷の野外音楽堂で小野リサのライブに行きました。木立に囲われた音楽堂は、時折吹いてくるさわやかな風が心地よく、陽がようやく傾きだした…

目から鱗

暑い!!なのに何故か眠い!ヤケになってビールを飲んだせいか。 関東は40度を超す酷暑の一日だったそうだ。 今日、友人に連れられて接骨医に行って来た。何か月も前から左腕を後ろに回せなくなっていて、ここ数日は何もしなくてもしびれるような痛みがあっ…

笑えるオペラ『魔笛』

The Magic Fluet/2006/イギリス シェークスピアを得意にしていたケネス・ブラナーが、モーツアルトのオペラに手を初めた。そういえば、先日亡くなったベルイマンも映画化している。残念ながら未見で比べようもないが、この喜劇をベルイマンがどう料理したの…

「猫にまたたび」Cat で英語のお勉強

また例の如く、Net Surfing(最近聞かないなあ out of date?)していたら、BBCのページで面白いコーナーを三っ毛ました。 THE TEACER:Video English 5←ココをクリックしたら、ページ右上のWatch the video をまたクリックして、プレーヤーを選べば動画が見ら…

Cat で英語のお勉強

凍りついた心を解かす音楽とは?『善き人のためのソナタ』

Das Leben Der Anderen/2006/ドイツ 評判は聞いていたが、機会に恵まれず、やっとこさ名画座にすべりこんだ。 国家の体制を疑いもしなかった秘密警察のある中年男が、自由を求める芸術家カップルを監視、盗聴することによって、思いもしなかった心の変化を経…

映画界の巨匠、相次いで亡くなる

今日、飯田橋の名画座で『善き人のためのソナタ』を観てきました。地味ながら,しみじみ善い映画だと思いました。先月30日に89才で亡くなったイングマール・ベルイマンの追悼をしようと思っていたやさき、ミケランジェロ・アントニオーニが31日に94才で死去し…

私の中のベルイマン

数ある作品の中で私が観ることのできたのは4本だけで、彼の映画を語る資格はない。ただ、若い頃スウェーデンに縁があった関係で、身近に感じてきた。20年程前、大久保のグローブ座で彼の芝居『令嬢ジュリー』も観ているし、著書『ベルイマン自伝』も読んだ。…

またまた更新怠けております。

前回アップした「カモメのサム」のアクセス数に驚いています。日に100を超えたのは初めてです。人気のないサイトだったんですが。 そういっている間にも、アフガニスタンでは韓国人が殺害され、ギタリストが作家を撲り、安倍さんが歴史的敗北をし、アメリカ…

万引き常習犯 カモメのサム

犯行現場は、スコットランドの港町アバディーン。かもめのサムは毎日このコンビニからチーズ味のドリトスチップスを失敬している。その犯行は、防犯カメラ、店員の証言からも明らかだ。仲間のカモメやハトにも分け前をあげるという太っ腹の一面も。もっと鮮…

酒浸りの映画に酔えなかった 『傷だらけの男達』

『インファナル・アフェア』の制作チームが作り、トニーレオンと金城武が主演しているというので期待して映画館へ。レディース・デーということで、観客はトニー様か金城君目当ての女性で熱気むんむん。 私もむろんそのうちのひとりだが、映画が始まって何故…

『傷だらけの男達』

アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌   Henri Cartier-Bresson

はっきりしない梅雨の晴れ間に、皇居脇の国立近代美術館で開催しているアンリ・カルティエ=ブレッソン(以下長いのでHCB)の回顧展に行って来ました。 HCBの写真といえば「決定的瞬間」という言葉が思い浮かびますが、これはアメリカでの最初の写真集のタイ…

Wimbledon 2007 白熱した男子ファイナル

今さっき、ロジャー・フェデラーが5回連続優勝を決めました。史上3人目の快挙で、ビヨン・ボルグ以来だそうです。ちなみにビヨンはスウェーデン語で熊という意味です。会場にも姿を見せていましたね。毎年解説で顔を出す「悪童」マッケンローと違い、久しぶ…

台湾のエドワード・ヤン監督若くして亡くなる

ホウ・シャオシェン監督と共に台湾映画を牽引してきたエドワード・ヤン監督が59歳の若さで亡くなりました。もう彼の作品は見られなくなるわけで、本当に残念です。 同世代のホウ・シャオシェン監督と比べても寡作で、日本未公作品を含めて7作のみです。ホウ…

ギャンブラーって、まったく!―『ラッキー・ユー』

(Lucky Yuo/2007/アメリカ) お目当ての映画が休演だったので、『プレステージ』と迷って『ラッキー・ユー』を選んだ。 最近はずれが多いだけに勘に頼って観たが、大当たりとはいえないがまあまあだった。 映画の内容も「勘と運」が勝負のギャンブル映画だ。

悲しいお知らせ―サンシャインのラッコの赤ちゃん亡くなる

池袋のサンシャイン水族館で、今月2日に生まれたばかりのラッコの赤ちゃんが死んでしまいました。父親がじゃれていて、赤ちゃんのお腹に歯が当たってしまったそうです。飼育下でのラッコの繁殖は難しく、今回の出産は国内で初めてだっただけに残念です。 こ…

奇想天外 and 魔訶不思議な建物をつくるおじさん―『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』

(Sketches of Frank Gehry by Sydney Pollack /2005) フランク・ゲーリーを知ったことは、アントニオ・ガウディ以来の驚きであり、喜びである。今回の映画は、フランク・ゲーリーという天才的な建築家の創作の謎と人間に、親友の映画監督シドニー・ルメット…

TOEICの結果 ― 半歩後退

5/27の私の誕生日に受けたTOEICのスコアが配信されました。 リスニング415点、リーディング395点でトータル810点でした。 前回9月が820点だったので残念な結果です。 反省点としては、-40点のリスニングで集中力を欠いた事でしょうか。途中でペースを失って…