またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

セプテンバー・ソングス

9月に入り、もうすっかり秋ですね。私は春から夏にかけての季節が好きですが、昔ある友人に「秋はいろんなものがだんだん死んでいく感じがいい」と言われ驚いた憶えがあります。
私は9月になると思い出す曲がいくつかあります。
アース・ウィンド&ファイアーの「セプテンバー」とクルト・ワイルが作曲した「セプテンバー・ソング」です。もうちょっとしたら、サトウハチロー作詞の「ちいさい秋みつけた」もいいですね。
アース・ウィンド&ファイアーのピカピカ映像です。ファンキーで弾むような軽さが好きです。SEPTEMBERとREMEMBERが韻を踏んでいます。

大好きなワイルの『セプテンバー・ソング』ですが、ルー・リードはオリジナルが分からない程崩してしまいました。マックスウェル・アンダーソンの歌詞は、秋という季節を人生の秋に喩えています。物悲しさが歌詞にもメロディにも漂っています。
映画『旅愁』(Septmber Affair;1950)でウォルター・ヒューストンが歌ったレコードが流れます。同じくヒューストンがミュージカル『ニッカボッカ・ホリディ』で歌ったのがオリジナルだそうです。

旅愁 [DVD] FRT-227

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