またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

桐生の澄んだ空気、そのままの映画―『人のセックスを笑うな』

タイトルはエディソン・チャンへの当てつけではありません。偶然です。人のセックスを笑うな (河出文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/05メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 130回この商品を含むブログ (312件) を見る…

馬鹿としか言い様が無いエディソン・チャン

香港映画『インファナル・アフェア』で、アンディ・ラウの若い頃を演じたエディソン・チャウが27才という若さで引退を表明しました。ハンサムで将来有望だっただけに残念です。カナダ出身で英語を武器に、世界で活躍出来たかもしれないのに...。 複数の…

Mac Vs 猫

「Macユーザーには猫好きが多い」という説があります。真偽の程は分かりませんが、私もMacユーザーです。 22日は、ニャン・ニャン・ニャンで猫の日でした。ゴロゴロ合わせですね。笑っていいともの増刊号の猫の日特集見ましたか?姪太郎という雉子猫のビデオ…

ちょっとキツイ、フレンチ・ノワール―『裏切りの闇で眠れ』

TRUANDS/2006/フランス 実は先月試写会の券をもらって観ていた。只で、しかもパンフまでもらって申し訳ないのだが、あまり面白くなかった。ギャング映画なので暴力描写があるのはあたりまえだが、そればかりが目立ってしまった。 『ゴッド・ファーザー』と比…

「犬」って?

BRUTUS (ブルータス) 2008年 3/1号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2008/02/15メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 54回この商品を含むブログ (50件) を見る時々愛読しているBRUTUSが、犬特集号を出しました。題して「犬のこと」。 女性誌では…

ルノアールのロマ・コメを見て来た―『恋多き女』ルノアール+ルノアール展

画家オーギュスト・ルノアールの息子ジャン・ルノアールは映画監督です。今渋谷のBunkamuraで、ルノアール親子の企画展をやってます。いかに息子が父親の絵画に影響されたかが分かるらしい。美術館の上の映画館では、ジャンの傑作数点を上映中です。四谷の日…

さようなら、市川崑監督

市川崑監督に会いに行ったことがある。といっても監督の旧作『おとうと』(60)の上映会で舞台挨拶を見に行ったのだ。新宿の伊勢丹裏のテアトルシネマだった。その時は岸恵子も対談相手として来ていて、あこがれの女優さんに会えるから足を運んだのかも知れ…

ユニークなドキュメンタリー作家ニコラ・フィリベール―『動物、動物たち』『行け!ラペビー!』

ニコラ・フィリペールというフランス人が撮ったドキュメンタリー作品をふたつ観た。同時上映で、かつてのツール・ド・フランスの優勝者ロジェ・ラベピーの『行け!ラベピー』と、「フランス国立自然史博物館」の改修で蘇る剥製の動物たちを撮った『動物、動…

シロクマに謝りたい―『アース』

EARTH/2007/イギリス、ドイツ コンセプトは「究極の映像で描く地球のポートレート」だそうだ。 その言葉どおり、極北の雪山で冬眠から目覚めるシロクマ、すなわちホッキョクグマの親子のほほえましい姿をとらえたカメラは、地球を縦に南下しながら、トナカイ…

最近観た映画のなかから、動物ものをふたつ。

2007年 私のお気に入り映画

キネマ旬報 2008年 2/15号 [雑誌]出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2008/02/05メディア: 雑誌 クリック: 33回この商品を含むブログ (10件) を見るこの分厚いキネマ旬報2月下旬号には、2007年のベストテン詳細と読者のベストテン、興行成績、亡くなった…

昭和を写した写真家、桑原甲子雄氏亡くなる

私は若い頃からレトロなものが好きで、偶然目にした桑原甲子雄(きねおと読む)という人の写真に惹き付けられた。それはよくお店の店頭で売っていた絵はがきで、宣材写真と思われる浜辺のモダンな水着の美女たちや、いがぐり坊主やおかっぱの少女たちを写し…

愛のためには手も汚す?『やわらかい手』

Irina Prlm/2006/イギリス、フランス他 誰にでも人より抜きん出たところがあるものだ。そのおかげで、思ってもみなかった世界に手を染めた女性のお話である。 ロンドン郊外で暮らす未亡人ペギーは、ごく普通のおばさんだった。ただ問題は、かわいい孫オリー…

今回と次回で、きわどい映画を2本取り上げます。共通点はマリアンヌ・フェイスフルです。