またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

追悼

またまた、突然の緒形拳さんの訃報にびっくり

鬼畜 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2008/01/30メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (14件) を見る最近、予想もしていなかった人が亡くなり、驚かされることが多い。 今朝の緒形拳さんも、TVドラマを撮り終えたばかりで、元気…

ポール・ニューマンが亡くなった!

ポール・ニューマン死去をニュースで聞いて、眠気が振っとんだ。私は何故か、実家の自室にポール・ニューマンのポスターを貼っていた。 映画雑誌スクリーンの付録で、かなり大きかった。そのレーサー姿の彼を毎日眺めていた訳だ。 多分、十代の頃観た『ステ…

市川準監督のやさしい目線

先日、59歳の若さで急死した市川準監督は、まずCMディレクターとしてヒット作を次々作り出した後、映画を作り始めた。 禁煙パイポの「私はコレで会社を辞めました」や、「タンスにゴン、タンスにゴン、亭主元気で留守がいい」といった、誰もが知っている作…

美しかった日野てる子

いつも長い髪にハイビスカスの花を挿して歌っていた日野てる子さんが亡くなった。 63歳だったそうだ。 それにしても、日野てる子という歌手が、こんなに美しい人だったとは驚きだ。彼女に「天は二物を与えた」んだね。 この『夏の日の想い出』という曲も気…

タモリも俺の作品なのだ。

赤塚不二夫がタモリを見出した話は伝説化しています。本人の口から初めて聞きました。 海で急死した、たこちゃん(たこ八郎さん)の葬儀の時の赤塚さんのエピソードも初めて聞きました。出棺の時たこちゃんの額ををぴしゃりと叩きながら、「この野郎、逝きや…

バンザイ猫、菊千代なのだ

先日亡くなった赤塚不二夫の愛猫菊千代の古い映像があったので紹介します。 バンザイをする猫として人気ものになった菊千代のギャラを、銀行口座に貯めていた赤塚さん。たぶん酒代に消えてしまったんでしょうね。

「オレの葬式は季節のいいとき、近所の居酒屋でやるからね」〜赤塚不二夫のおコトバより

赤塚不二夫のおコトバ―マンガ人生50周年記念出版作者: 赤塚不二夫出版社/メーカー: 二見書房発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る赤塚不二夫が亡くなった。みんなに愛されていた人だった。 『赤塚不二…

スローライフライフの達人、ターシャ・テューダーさん逝く

NHK 喜びは創りだすもの ターシャ・テューダー四季の庭 永久保存ボックス〈DVD+愛蔵本〉作者: 食野雅子出版社/メーカー: メディアファクトリ-発売日: 2006/04/21メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 240回この商品を含むブログ (36件) を見るアメリカのバー…

元気そうだったのに! シドニー・ポラック監督死去

えっ?ついこの間『フィクサー』で渋い演技を見たばかりだったのに。 近年は味のある演技者として、映画に出まくっていた感のあるシドニー・ポラック監督。 最近の監督作では、2005年の『インタープリター』を見逃している。ツタヤにあったら借りてこよう。 …

アンソニー・ミンゲラ監督死去

イングリッシュ・ペイシェント [DVD]出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア発売日: 1998/12/25メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る昨日はふたりのイギリス人の訃報が新聞に載った。 『2001年宇宙への旅』で有名なSF作家…

さようなら、市川崑監督

市川崑監督に会いに行ったことがある。といっても監督の旧作『おとうと』(60)の上映会で舞台挨拶を見に行ったのだ。新宿の伊勢丹裏のテアトルシネマだった。その時は岸恵子も対談相手として来ていて、あこがれの女優さんに会えるから足を運んだのかも知れ…

昭和を写した写真家、桑原甲子雄氏亡くなる

私は若い頃からレトロなものが好きで、偶然目にした桑原甲子雄(きねおと読む)という人の写真に惹き付けられた。それはよくお店の店頭で売っていた絵はがきで、宣材写真と思われる浜辺のモダンな水着の美女たちや、いがぐり坊主やおかっぱの少女たちを写し…

ヒース・レジャーの訃報

今日のお昼ごろ、FMラジオから流れてきた「『ブロークバック・マウンテン』に主演したヒース・レジャーさんが〜」というニュースに、嫌な予感がした。自宅で遺体で発見されたという。28才という若さだ。『ブローク〜』で共演した女優さんと結婚したとばか…

レッサーパンダの雄雄、男やもめに

キスするレッサーパンダで有名な川崎市夢見ヶ崎動物園のメスの友友が亡くなりました。 オスの雄雄が可愛そうですね。ふたりは熟年カップルだったんですね。動画は、英語とロシア語のW音声で提供してます。 親愛の情を示されて、犬や猫にペロペロされた人は多…

パヴァロッティのお喪式

6日に亡くなったルチアーノ・パヴァロッティ氏の葬儀の模様を動画で見ました。音楽家が亡くなると、故人の歌等が繰り返し聴けるので、嬉しいのか、悲しいのか分からなくなりますね。葬儀には有名人が多数参列してたようですが、友人の盲目テナー歌手ボッチェ…

スティリー・ダン+山口小夜子

今スティーリー・ダンが来日しています。六本木の新しいライブ・ハウスでのコンサートは高すぎて手が出ません。スティリー・ダンのファンの世代は、お金持っていそうですからね。私は例外ですが。ジョアン・ジルベルトもシャルル・アズナブールもチケットが…

映画界の巨匠、相次いで亡くなる

今日、飯田橋の名画座で『善き人のためのソナタ』を観てきました。地味ながら,しみじみ善い映画だと思いました。先月30日に89才で亡くなったイングマール・ベルイマンの追悼をしようと思っていたやさき、ミケランジェロ・アントニオーニが31日に94才で死去し…

私の中のベルイマン

数ある作品の中で私が観ることのできたのは4本だけで、彼の映画を語る資格はない。ただ、若い頃スウェーデンに縁があった関係で、身近に感じてきた。20年程前、大久保のグローブ座で彼の芝居『令嬢ジュリー』も観ているし、著書『ベルイマン自伝』も読んだ。…

台湾のエドワード・ヤン監督若くして亡くなる

ホウ・シャオシェン監督と共に台湾映画を牽引してきたエドワード・ヤン監督が59歳の若さで亡くなりました。もう彼の作品は見られなくなるわけで、本当に残念です。 同世代のホウ・シャオシェン監督と比べても寡作で、日本未公作品を含めて7作のみです。ホウ…

日本一の晴れ男―植木等

昭和の高度経済成長期の象徴ともいわれた、クレージーキャッツの植木等が亡くなりました。 青島幸男の追悼で書いたように、私はクレージーキャッツの数々の唄と、植木等が大好きでした。 この映画の中で、植木等が田んぼの畦道を、顔に満面の笑みを浮かべて…

母の死

最愛の母が亡くなった。今年の桜を見ずに逝ってしまった。故郷の長岡は、寒が戻り、雪が時々舞っていた。思えば働き詰めの一生だった。家業の酒屋と家事で、子供の私からみても大変な忙しい毎日だった。我侭な父に従い、子供4人を育て、孫の世話までして、…

青島幸男と岸田今日子

一昨日何となくTVを見ていたら、青島幸男の追悼番組の途中で岸田今日子の訃報が知らされました。寒い時期には、亡くなる人が多いので嫌ですね。

コミックソングの金字塔

青島幸男は多才な人で、放送作家だったのに、TVに出てコントをやったり、「いじわるばあさん」になったり、選挙に出て政治家になったり、小説を書いたら直木賞を獲っちゃたりと大忙しの人でした。私にとっては、クレイジー・キャッツのブレーンだったという…

女優岸田今日子

岸田今日子さんは、何といっても声が良かったですね。ムーミンの声が有名でしたが、ふくらみのある暖かい声でした。独特のユーモアがあり、お話も面白かったですね。映画の代表作は『砂の器』という事で、安部公房原作、勅使河原宏監督の傑作ですが、未見の…

ロバート・アルトマン監督を悼む

アルトマン監督が亡くなるなんて、思いもよりませんでした。ずっと映画を撮っていたので..。81才だったなんてね。彼の新作が観れなくなるのが残念です。アメリカ映画がまた面白くなくなってしまいます。頭が良すぎるのか、少し冷徹な感じのする作風でした…

ダニエル・シュミット監督追悼の夕べ

御茶の水のアテネ・フランセで、最近亡くなったダニエル・シュミットを偲ぶ会といった趣の上映会がありました。シュミット監督の親友でもあった蓮實重彦教授による映像レクチャーと、ダグラス・サーク監督のインタビューを綴った『人生の幻影』の2部構成でし…