Take it easy, Glenn Frey
元イーグルスのグレン・フライが先日亡くなった。
ここのところ、立て続けに惜しい人が亡くなっている。今日もイタリアのエットーレ・スコラ監督の訃報を新聞で見た。
さて、グレン・フライである。
イーグルスは70年代のアメリカロック界を代表するグループである。
そして何と言っても「ホテルカルフォルニア」の世界的大ヒットによるところが大きいだろう。
でもあまりに売れてしまったため、耳タコソングとなり、私はなるべく避けて聴かないようにしていた。
ただ、この曲と「デスペラード(ならず者)」のリードボーカルをとっているドン・ヘンリーのハスキーボイスが好きだった。
今回、イーグルスのヒット曲を聞き直して再認識したのは、グレン・フライの作曲の才能と、イーグルスのメンバーの歌の上手さだ。
グレン・フライのカントリーっぽい歌い方も気に入った。
ちなみにデビュー曲の Take It Easy はジェムス・ブラウンとグレン・フライの共作だそうだ。知らなかった。
1977年のワシントンDCでのライブ。
曲目リスト ( )内はリードボーカル
Hotel California ( ドン・ヘンリー) ー New Kid in the Town ( グレン・フライ) ー Take it to the Limit ( ランディ・マイズナー)ー One of these Nights ( ドン・ヘンリー ) ー Lyin' Eyes ( グレン・フライ ) ー Rocky Mountain Way ( ジョー・ウォルシュ ) ー
The Best of my Love ( ドン・ヘンリー)ー Take it Easy ( グレン・フライ)
アラン・リックマン、おまえもか!
14日に、またもう一人のイギリス人が亡くなった。
アラン・リックマンといえば、まず『ダイハード』の冷酷なテロリスト役にシビれた。
それから間もなく彼を見たのは『close my eyes 』という映画で、弟との愛を断ち切れない妻に苦悩する夫を演じていた。この作品、誰も言及したのを聞いたことがないのけれど、私は好きだ。
それから大好きなオースティン原作の『いつか晴れた日に』や、『マイケル・コリンズ』、『ラブ・アクチュアリー』、『スウィニー・トッド』など、いろんな作品にでている。これらは私のお気に入りでもある。
3年前にロンドンに行く前に見た『モネ・ゲーム』ではヌードを披露している。
舞台になったサボイホテルにロンドン滞在中に探索に行き、疲れてホテルの裏庭のベンチで休憩した。
帰りの飛行機の中で何気なく『モネ・ゲーム』を見ていたら、私たちが座ったあのベンチにコリン・ファースが座っているのに気がつき興奮したっけ。
友人も言っていたが、アラン・リックマンの魅力のひとつはあの声だった。
映画のデータベースIMDbには、たくさんトリビアが載っている。→Alan Rickman-IMDb
彼のトレードマークはRich smooth voice (張りのある滑らかな声)で、また、
2人の研究者によると、男性のパーフェクトボイスはアラン・リックマンとジェレミー・アイアンズを合わせた声だそうだ。
彼は映画も監督していて、2作のうち最初の『ウィンターゲスト』を見ている。スコットランドを舞台にエマ・トンプソンが実の母親と共演した佳作だった。俳優の片手間とは思えない演出だと思った。
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David Bowie ふたたび
その昔、「タモリの音楽は世界だ」という番組がテレビ東京でありました。視聴者に当時高価だったMacが当たるという変わったクイズ番組でした。
タモリ好きだった私は毎週欠かさず見ていましたが、ある日デビッドボウイが登場し、他の有名人の名を騙っていました。誰だった思い出せず、デニーロかジョニデだったかな、と思っていましたが全然違いました。
お茶目なボウイ、見てください。
せっかくなので、このバンドTin Machine の曲をどうぞ。こんなロックなロックもやってたんですね。
そうそう、ボウイ展のドキュメンタリー『 David Bowie is 』が新宿と梅田で近々再演されるようです。
あの記事を書いた後、"David Bowie is "じゃなくて" David Bowie was"になっちゃた、と思ったら本当に悲しくなりました。
David Bowie is
今日仕事中にデビッド・ボウイが死んだと友人から聞かされた。先日アルバムを出したばかりだと聞いていたので、びっくりした。
3年前の夏ロンドンに旅をした。その時偶然ヴィクトリア&アルバート美術館でデビッド・ボウイの展覧会を開催していた。” David Bowie is " というその展覧会は大人気で、連日キャンセル待ちの列ができるほどで、日程の余裕のない私たちは残念ながら見ることはできなかった。
しかし、V&A美術館は素晴らしく美しかった。
まず、古典的な彫刻の像が居並ぶ長く続く回廊に魅了され、夏のやわらかな陽光が降り注ぐ中庭には噴水の池があり、水と戯れる子供たちとくつろぐ大人たちで賑わっていた。
入場を待つ人たちを横目に見ながら、美術館のカフェでランチを食べた。
悔しい思いをしたけれど、去年の1月新宿で、思いがけなく展覧会のドキュメンタリー映画を見る機会に恵まれた。
更にうれしいことに、このボウイ展は2017年に日本に巡回してくるらしい。
”David Bowie is”
そもそも人によってデヴィッド・ボウイという存在は様々だろう。
様々な分野で才能を発揮し、いろんな姿で登場し、人々を当惑させ、魅了した。
デビット・ボウイって?とらえどころがない。
デビッド・ボウイの出現は、中学生だった私には驚愕だった。
鶏ガラのように痩せた身体に奇抜なファッション。当時の私にはグラムロックは新しすぎてついていけなかった。今聞くと、とてもしっくりくるのが不思議だ。
イギリスの音楽雑誌Mojoが選んだボウイのトップテン。ファッションにも注目。
私にとってはボウイといえばこの曲。
80年代何故かハマってしまった”Let's Dance"アレンジがイイね。
そうそう、映画にもよく出ていた。軍人になったり、宇宙人やヴァンパイアになったり。
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地球のすべての人に安らぎを
猫モグのクリスマスの悲劇。
イギリスのスーパーチェインのCM。
クリスマスイブの夜、猫のモグに降りかかる悪夢のような悲劇。必死の思いで逃げ出すと、駆け付けた消防士に火事を知らせたヒーローに!
せっかくのクリスマスが台無しにと思いきや、大勢の人々が家を片付け、料理を持ち寄り、トーマス家は素晴らしいクリスマスの日を過ごすこととなった。
Christmas Is For Sharing...
まあ、おとぎ話はそれとして、地球上には今この瞬間にも戦禍や飢餓に苦しむ人々が大勢いることを憶えておこう。
私はクリスチャンではないが、この季節になると、富を分け与える精神が多くの人々に浸透していって欲しいと願う。
イギリス人、クリス・レアの "Driving Home for Christmas"
家族とクリスマスを過ごすため、早る気持ちを抑え雪道をドライブする様子が目に浮かぶ名曲だと思う。