またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

アラン・リックマン、おまえもか!

14日に、またもう一人のイギリス人が亡くなった。
アラン・リックマンといえば、まず『ダイハード』の冷酷なテロリスト役にシビれた。


それから間もなく彼を見たのは『close my eyes 』という映画で、弟との愛を断ち切れない妻に苦悩する夫を演じていた。この作品、誰も言及したのを聞いたことがないのけれど、私は好きだ。

それから大好きなオースティン原作の『いつか晴れた日に』や、『マイケル・コリンズ』、『ラブ・アクチュアリー』、『スウィニー・トッド』など、いろんな作品にでている。これらは私のお気に入りでもある。

3年前にロンドンに行く前に見た『モネ・ゲーム』ではヌードを披露している。
舞台になったサボイホテルにロンドン滞在中に探索に行き、疲れてホテルの裏庭のベンチで休憩した。
帰りの飛行機の中で何気なく『モネ・ゲーム』を見ていたら、私たちが座ったあのベンチにコリン・ファースが座っているのに気がつき興奮したっけ。

友人も言っていたが、アラン・リックマンの魅力のひとつはあの声だった。
映画のデータベースIMDbには、たくさんトリビアが載っている。→Alan Rickman-IMDb
彼のトレードマークはRich smooth voice (張りのある滑らかな声)で、また、
2人の研究者によると、男性のパーフェクトボイスはアラン・リックマンジェレミー・アイアンズを合わせた声だそうだ。

彼は映画も監督していて、2作のうち最初の『ウィンターゲスト』を見ている。スコットランドを舞台にエマ・トンプソンが実の母親と共演した佳作だった。俳優の片手間とは思えない演出だと思った。

ウインター・ゲスト [DVD]

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