またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

映画

元気そうだったのに! シドニー・ポラック監督死去

えっ?ついこの間『フィクサー』で渋い演技を見たばかりだったのに。 近年は味のある演技者として、映画に出まくっていた感のあるシドニー・ポラック監督。 最近の監督作では、2005年の『インタープリター』を見逃している。ツタヤにあったら借りてこよう。 …

『靖国』せめて予告編だけでも見てみましょう

映画『靖国』について、また政治家が口出しをした。刀匠夫妻は出演部分の削除を申し出ているらしい。刀匠の地元高知県の映画館も上映を辞退した。 そもそも靖国神社の御神体が日本刀だということさえ知らない人(私も含めて)が大半だったのではないか?そこ…

映画『靖国』はもう見れないの?

31日の夜、ドキュメンタリー映画『靖国』の公開が中止というニュースが入ってきた。世間はガソリンの値下げで大騒ぎしているようだが、私にはこちらの一報の方がショックだ。 右翼の妨害を恐れて、映画館側の自主規制ということだが、納得がいかない。「エ…

アンソニー・ミンゲラ監督死去

イングリッシュ・ペイシェント [DVD]出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア発売日: 1998/12/25メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (17件) を見る昨日はふたりのイギリス人の訃報が新聞に載った。 『2001年宇宙への旅』で有名なSF作家…

馬鹿としか言い様が無いエディソン・チャン

香港映画『インファナル・アフェア』で、アンディ・ラウの若い頃を演じたエディソン・チャウが27才という若さで引退を表明しました。ハンサムで将来有望だっただけに残念です。カナダ出身で英語を武器に、世界で活躍出来たかもしれないのに...。 複数の…

さようなら、市川崑監督

市川崑監督に会いに行ったことがある。といっても監督の旧作『おとうと』(60)の上映会で舞台挨拶を見に行ったのだ。新宿の伊勢丹裏のテアトルシネマだった。その時は岸恵子も対談相手として来ていて、あこがれの女優さんに会えるから足を運んだのかも知れ…

2007年 私のお気に入り映画

キネマ旬報 2008年 2/15号 [雑誌]出版社/メーカー: キネマ旬報社発売日: 2008/02/05メディア: 雑誌 クリック: 33回この商品を含むブログ (10件) を見るこの分厚いキネマ旬報2月下旬号には、2007年のベストテン詳細と読者のベストテン、興行成績、亡くなった…

ヒース・レジャーの訃報

今日のお昼ごろ、FMラジオから流れてきた「『ブロークバック・マウンテン』に主演したヒース・レジャーさんが〜」というニュースに、嫌な予感がした。自宅で遺体で発見されたという。28才という若さだ。『ブローク〜』で共演した女優さんと結婚したとばか…

受賞式はないけど、2008年ゴールデン・グローブ賞決まりました。

脚本家組合のストによって、受賞式中止に追い込まれた今年のゴールデン・グローブ賞ですが、それでも受賞作が発表されました。 ドラマ部門・作品賞 『つぐない』(Atonement) IMDbの星は8.1 ジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレー主演は、『プライドと偏見…

キネ旬ベストテン

映画雑誌キネマ旬報(なんて古めかしいタイトル!でも変えないで)の2007年ベストテンが出たとasahi.netで見ました。 外国映画 1 長江哀歌 2 善き人の為のソナタ 3 今宵、フィッツジェラルド劇場で 4 クィーン 5 バベル 6 やわらかい手 7 ドリームガ…

TIME誌の今年の映画ベスト10

アメリカの週刊誌タイム最新号が、いろんなベストテンを発表しています。 本や映画はあたりまえですが、「破局ベスト10」(夫婦だけでなくトーレ監督↔ヤンキーズとかね)、「発言ベスト10」(カルロススペイン国王がチリのチャベス大統領に言った、黙れ…

ベネチア映画祭―グランプリは2度目のアン・リー作品に

世界中で中国製品への不信が広がるのを横目に、中国映画は今売りのようです。3年連続で中国勢が金獅子賞を獲得しました。長年の中国映画ファンの私にも嬉しい報せです。 受賞作は『Lust Caution(欲 戒)』で、戦時中の上海を舞台に、日本と通じた中国高官…

映画界の巨匠、相次いで亡くなる

今日、飯田橋の名画座で『善き人のためのソナタ』を観てきました。地味ながら,しみじみ善い映画だと思いました。先月30日に89才で亡くなったイングマール・ベルイマンの追悼をしようと思っていたやさき、ミケランジェロ・アントニオーニが31日に94才で死去し…

私の中のベルイマン

数ある作品の中で私が観ることのできたのは4本だけで、彼の映画を語る資格はない。ただ、若い頃スウェーデンに縁があった関係で、身近に感じてきた。20年程前、大久保のグローブ座で彼の芝居『令嬢ジュリー』も観ているし、著書『ベルイマン自伝』も読んだ。…

台湾のエドワード・ヤン監督若くして亡くなる

ホウ・シャオシェン監督と共に台湾映画を牽引してきたエドワード・ヤン監督が59歳の若さで亡くなりました。もう彼の作品は見られなくなるわけで、本当に残念です。 同世代のホウ・シャオシェン監督と比べても寡作で、日本未公作品を含めて7作のみです。ホウ…

エリザベス Vs. ダイアナ 『The Queen』

ダイアナがクラッシュ事故で亡くなって、10年だそうだ。あの時のことはよく憶えている。ニュースを耳にした瞬間、何故か「殺された」と思った。当時ダイアナはアラブ系の富豪ドディ・アルファイドと結婚するのではないかと噂されていた。あまりにタイミング…

女優岸田今日子

岸田今日子さんは、何といっても声が良かったですね。ムーミンの声が有名でしたが、ふくらみのある暖かい声でした。独特のユーモアがあり、お話も面白かったですね。映画の代表作は『砂の器』という事で、安部公房原作、勅使河原宏監督の傑作ですが、未見の…

映画の中のモーツアルト

『アマデウス』 アマデウス [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント発売日: 2006/12/08メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (35件) を見る公開当時は下品なモーツアルトが話題だったようですが、今回見直してみ…

ロバート・アルトマン監督を悼む

アルトマン監督が亡くなるなんて、思いもよりませんでした。ずっと映画を撮っていたので..。81才だったなんてね。彼の新作が観れなくなるのが残念です。アメリカ映画がまた面白くなくなってしまいます。頭が良すぎるのか、少し冷徹な感じのする作風でした…

蜘蛛の映画

そういえば、『蜘蛛女』という凄まじい映画がありましたね。 原題は"Romeo is bleeding"(ロメオは血まみれ;直訳です。)レナ・オリンにゲーリー・オールドマンが、蜘蛛の網にかかった虫のようにやられてしまいまうので、この邦題がついたのでしょうか? 蜘…

―phobia(〜恐怖症)

昔"Arachnophobia"(アラクノフォビア)という映画がありました。観てはいないのですが、変わった題名なので憶えてしまいました。蜘蛛恐怖症という意味です。語尾にPHOBIAをつけるだけで、いろいろな恐怖症が出来そうです。(やはり蜘蛛の嫌いな人はスパイダ…

ダニエル・シュミット監督追悼の夕べ

御茶の水のアテネ・フランセで、最近亡くなったダニエル・シュミットを偲ぶ会といった趣の上映会がありました。シュミット監督の親友でもあった蓮實重彦教授による映像レクチャーと、ダグラス・サーク監督のインタビューを綴った『人生の幻影』の2部構成でし…

クリスマスに観たい映画

Merry Christmas! クリスチャンじゃないので関係ありませんが、今日はイブなので少しは楽しまなくちゃと思います。 ということで、私のお気に入りのクリスマス映画を集めてみました。 素晴らしき哉、人生〈特別版〉 (It's a Wonderful Life/1946/米) 随分…

クリント・イーストウッドは面白い人

今、深夜映画で『マッシュ』をやっています。アルトマンが昔撮ったコメディの傑作ですが、今話題の『24』のジャック・バウワーことキーファー・サザーランドの父、ドナルド・サザーランドが出ています。ずっと思っていたのですが、息子より父親の方が、俳…

またたび猫映画ベスト5

ここで私の猫映画ベスト5を発表します。選考基準は、如何に猫が活躍しているかです。 猫が印象的でも出番が少ないものは外しました。第一位 こねこ [DVD]出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)発売日: 2009/10/21メディア: DVD購入: 2人 クリック: 26回この商品…