またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

鏡が恐い!

今日はお休み。春は暖かくて大好きだ。
お昼頃、キューバへ旅立つ友人に会いに中野へ。メキシコ在中の友人とふたり旅。
知合いのメキシコ人へのお土産を託す。日本語を勉強中の彼へ易しくて面白い本をと思い、宮沢賢治の『注文の多い料理店』を選んだ。あのブラック・ユーモアが堪らない。
『どんぐりと山猫』は、文章をそらんじるくらい好き。宮沢賢治は猫が嫌いだったそうだが、あれだけ作品に登場させているのだから好きだったと思う。たぶん猫が殺生するのが嫌だったんじゃないかと思う。

宮沢賢治のおはなし (2) 注文の多い料理店

宮沢賢治のおはなし (2) 注文の多い料理店


その後、荻窪へ戻ってスポーツ・ジムへ行く。去年入会しておきながら、一回も行かなかった。お目当てのヨガのクラスは終わってしまっていて、オリジナル・ダンスをすることにした。
全面ガラス張りの部屋に入って愕然とした。鏡には見なれないオバさん体型の人が写っている。頭の中の自分は、若い頃のスリムな体型のままなのだ。
インストラクターの先生に「初めてなのでついてこれるところまででいい」といわれ、運動神経がトロイのは分かっていたがあまりにひどい。軽やかにステップする若い人たちの中で、オバさんは半歩遅れ、ひとり違う振付けで踊っている。鏡は見ない事にした。
一番後ろでオタオタしながらついていってたのに、急にターンして一番前になってしまった。そりゃないだろう!
それでも一時間身体をドタバタさせていたら、汗が出て、ほっぺがポッポとしてきた。
このまま続けていけば、おなかもへっこむかも?