猫のしっぽ カエルの手―ベニシアさんの京都里山暮し
ベニシアの京都里山暮らし ―大原に安住の地を求めて Venetia's Kyoto Country Living
- 作者: ベニシア・スタンリー・スミス Venetia Stanley-Smith,写真家=梶山正(かじやまただし)
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2009/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「庭先の縁側で顔を洗う猫」こんなになごむ情景があるだろうか?
番組は英会話学校の校長をしているベニシアさんの京都大原での田舎暮らしを紹介したものだった。BSで何回も放送していたらしいが、私は地上しかもアナログしか写らない。
ベニシアさんはイギリス生まれで、インドを経由して日本へ来たそうだ。十数年前に大原の古民家を買取り一家で移り住んだ。庭のある田舎のコテージに住むのが、彼女の夢だったそうだ。
日本家屋で英国式ティーセットでいただくハーブ・ティー。ベニシアさんは庭で野草を育て、特にハーブの大家である。ハーブ・ティーは、庭先から摘んできてそのまま入れるフレッシュと、吊るして乾燥させたハーブを煎じるドライと2種類ある。ハーブについては彼女のホームページを参照。→ベニシア・インターナショナル
この間亡くなったターシャを思い出したが、ベニシアさんも園芸日記をつけて庭づくりに情熱を傾けている。ガーデニングなど、怠け者の私には到底真似のできない業である。
番組タイトルの「猫のしっぽ カエルの手」というのは、「カエデ」は「カエルの手」がなまったもので、「CAT TAIL キャット・テイル」という「猫のしっぽ」みたいな植物もあるという。秀逸なネーミングだ。
残念ながら、猫は冒頭だけのご登場。「借りて来た猫」?ではあるまいな。次回の夏の庭を期待しよう。