またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

2012-01-01から1年間の記事一覧

淡島千景ー昭和の名コメディエンヌ逝く

例年になく寒さがこたえる今日このごろ、また訃報が入って来た。 宝塚出身の美人女優淡島千景さんが亡くなった。87歳だった。 淡島さんといえば、森繁久弥さんとの夫婦役『夫婦善哉』がまず思い出される。 切っても切れない男と女の縁を絶妙な語り口で描い…

横浜、鎌倉そして葉山 そのさん

先月の旅行のパート3。鎌倉から電車に乗って逗子駅へ。そこからまたバスに揺られて海へ向かった。 目的は神奈川県立美術館葉山でベン・シャーンの展覧会を見ること。 神奈川県立美術館葉山は素晴らしいロケーションにあった。 湘南の海はいつ見ても美しい。…

ゆる〜い笑いと音楽ー風流tokyo堂

細野晴臣&春風亭昇太のコラボでお送りする音楽会に行って来た。 ヴァレンタイン・イブの13日、落語と音楽という趣向の、ほのぼの感たっぷりの楽しいライブだった。中央にどでかい高座が置かれ、まわりをバンドのセッティングが囲むという不思議なステージ…

2・11 反原発デモはつづけます

3月11日から11ヶ月目の今日、またデモに参加した。 最近は太鼓や鳴りもので楽しく行進するので、パレードと呼ぶそうだ。 今回は代々木公園から原宿をまわって、千駄ヶ谷の明治公園までを練り歩いた。 私たちは誰でも参加できるグループの列に混じって、…

サッカー選手になりたかった猫

昨日は画家伊藤若冲の生誕296年だったということで、当ブログも若冲モードにしてみました。 飽きたら酒井抱一の梅に雀に戻ります。今ネットで大人気の猫の話題です。6日のイギリスのプレミアリーグ、リヴァプール VS トットナム戦に猫が乱入、試合中断とい…

祝トリフォー生誕80周年

Googleで、今日が映画監督フランソワ・トリフォーの誕生日だったこと知る。 生きていれば80歳だった。 トリフォーの映画はみずみずしくて、枯れたトリフォーの作品は想像できない。 上のGoogleの絵はもちろん『大人は判ってくれない』。<をたどっていくと…

横浜、鎌倉そして葉山 そのに

2週間前に行った旅行の記事の続きである。 2日目は北鎌倉の建長寺に行って龍の天井画を見て、神奈川県立美術館葉山でベン・シャーン展を見てきた。 あいにくの雨の中、JRの北鎌倉駅に降り立った。 この駅は、ヴィム・ベンダースが小津安二郎にオマージュを…

横浜、鎌倉そして葉山 そのいち

先々週の末、友人と神奈川方面に泊まりがけで遊びに行った。 元々はベン・シャーンの絵画展を神奈川美術館葉山まで見に行こうと思ったのがきっかけだ。 あいにくの雨の中、朝が弱い我々はお昼ごろからようやく動きだし、横浜へ向かった。 横浜では、昨年末に…

ダボス会議と福島原発

ダボス会議に合わせ国際NGOが発表した「無責任な企業」に、目出度く東京電力が第2位に選ばれた。 投票を呼びかけるためのポスターは、ゴジラと壊れた福島原発をコラージュしたものだ。(参照 朝日デジタル) こちらをclick→What we created is what we coul…

雪やこんこん♪猫もよろこび庭かけまわり?

猫も雪で興奮するんですね。 こたつで丸くなるだけじゃないんです。

アンゲロプロスの事故死に衝撃

今日夕刊を開区手が思わず止まった。ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスが亡くなったというのだ。映画撮影中にバイクに衝突されたそうだ。ショックだ。 日本にアンゲロプロスの映画を紹介したのは、神保町のエキプ・ド・シネマだった。 ネットを検索す…

進化する錦織

今日は昼過ぎから、全豪オープンのベスト8まで勝ち上がって来た錦織の試合をドキドキしながら見守った。 こんな気持ちは、テニスでは以前の伊達公子の活躍以来だ。 世界ランキング4位のアンディ・マレーには敵わなかったものの、プレー内容は決して悪くは…

まさに我が身を焦がした女の一生ー『灼熱の魂』

あまり事前に情報を入れずに観に行った。 あまりに過酷な主人公の試練にショックを受けて、言葉を失った。カナダで男女の双子を育てるシングルマザーが亡くなった。その遺言は不可思議極まるものだった。 そこから姉弟は母親の母国へと旅立つ。そこで母親の…

あけましておめでとうございます

正月早々、関東地方は軽く揺れました。 昨年の大地震と原発事故で、私たちは危うい浮き島の上で生きていることを心底思い知らされました。 希望が見えない時代ですが、それでもなにか楽しいことを見つけて生きいこうと思います。おめでたい猫たちで、初笑い…