またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

豪邸探索:小笠原伯爵邸(東京新宿区)


先週、市ヶ谷河田町にある旧小笠原長幹邸、今はレストランとして生れ変わったお屋敷に行って来ました。スパニシュ様式だそうで、右の喫煙室のテラッコタの飾りが人目を惹きます。屋上の天蓋も趣を添えています。
建てられたのは1927年(昭和2年)で、設計は曽祢中條建築事務所(代表作は慶応義塾図書館)です。曽祢さんは、あのコンドルさんの弟子だそうです。→小笠原伯爵邸のHP

実は、私古い建物が好きで、豪邸めぐりと称して、都内に残っているお金持ちのお宅を訪問しております。コンドルさん設計の岩崎邸や古河邸、前田侯爵邸等です。(神戸の洋館にも行ったのですがよく憶えてません。)これらに比べると、大きさ、格式共にこじんまりしています。規模は旧朝香宮邸より小さいでしょうか?


スペイン風という事で、中庭というか裏庭が明るい雰囲気で素敵でした。これからパーティが開かれるとあって、ボーイさんが準備に大わらわといった様子でした。南欧風に、中庭で結婚式というのも楽しいでしょうね。ダンスも踊れるし。

 テラッコタの装飾部分、オウムがかわいい
 庭に置いてあったニワトリのでかいパン焼き器
他にも、ステンドグラス等、注目の細かい装飾がありました。
私達はお財布の関係上、コーヒーでお茶を濁しましたが、食事をすれば邸内を案内してくれるそうです。