Elvis Costello は恐ろしく元気だった。
コステロの”The Spinning Wheel Songbook"と題するコンサートの初日に行って来た。
最終日の金曜日のライブはWow Wow で生中継するそうだ。私は見られない。
それにしてもコステロはエネルギッシュだった。観客にスピニング・ホイールを回させて当たった曲を演奏するという趣向で、みずからホストを努め、可愛い女の子を物色し、ステージに戻って、歌を休み無く歌いまくった。
それにしてもコステロは膨大な曲を作って来た。他のミュージシャンの歌も歌って来た。確か来年は還暦だ。
デヴューの時から歌っていたNick Loweの”What So Funny About Peace, Love and Understanding"がラストソングだった。コステロはこの曲がよほど好きなようだ。
動画はニック・ロウとの共演。新宿厚生年金会館。バックも豪華。
何度見ても笑える、初期のくねくね内股ダンス。
今回は歌ってくれなかったけれど、シップビルディングは大好きな曲。フォークランド紛争を風刺している。 ロバート・ワイアットが歌った。コステロヴァージョンはチェット・ベイカーのトランペットが憂いを増す。
今年亡くなったミュージシャンとの共演シーンがぐっと来たのでふたつ程。
The Band のLevon Helm の曲”Weight"をリチャード・トンプソン、アラン・トゥーサン他が共演。リヴォン・ヘルムが嬉しそうにドラムを叩いている。もう歌えなかったのだろうか?
Lou Reed の”Perfect Day"をふたりでデュエット。ルー・リードの存在感を見て。
ニューアルバムはアメリカのヒップホップグループ The Roots とのコラボ。
コステロはいつだって走り続ける。
- アーティスト: Elvis Costello & The Roots
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2013/09/17
- メディア: CD
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