またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

受賞式はないけど、2008年ゴールデン・グローブ賞決まりました。


脚本家組合のストによって、受賞式中止に追い込まれた今年のゴールデン・グローブ賞ですが、それでも受賞作が発表されました。
ドラマ部門・作品賞 『つぐない』(Atonement) IMDbの星は8.1
 ジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレー主演は、『プライドと偏見』のコンビ。トレーラーを見た限りでは、イギリス色の濃い文芸ロマンスという感じ。
ミュージカル/コメディ部門・作品賞 『スウィニー・トッド』(Sweeney Todd) IMDb:8,3
日本でももうまもなく公開されますね。ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の最強タッグの作品です。私の好きなアラン・リックマンも出ています。
ドラマ部門・主演男優賞 ダニエル・デイ・ルイス(There will be Blood に対して)
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(邦題が欲しい)は、『ブギー・ナイツ』、『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソンの作品。IMDbの星はなんと8.9です。期待しましょう。ダニエル・デイ・ルイスは、俳優をやめて靴職人になったという噂ですが、たまに映画に出てるんですね。スコセッシ監督作『ギャング・オブ・ニューヨーク』では、ひとり異彩を放っていましたね。
ドラマ部門・主演女優賞 ジュリー・クリスティ(Away from Her に対して)
すごくなつかしい名前が出て来てビックリ。ジュリー・クリスティーは1941年、インドのアッサム州生まれというから、すごいキャリアを誇っています。『ドクトル・ジバゴ』が一番有名でしょうか。昔、ウォーレン・ビーティと浮き名を流してたんですよね。
ミュージカル/コメディ部門・主演男優賞 ジョニー・デップ
 予告で流れているジョニーの歌は、結構いい線いってます。
ミュージカル・コメディ部門・主演女優賞 マリアン・コティアール (エディト・ピアフ 愛の讃歌 に対して) 
 エディット・ピアフの歌は大好きですが、伝記映画なのでパスして未見。DVDで見ます。
監督賞 ジュリアン・シュナーベル(Le Scaphandre et le Papillion 潜水夫潜水服は蝶の夢を見るIMDb:8.3
 フランス語の映画がアメリカで監督賞を獲るなんて!ティム・バートンコーエン兄弟リドリー・スコットジョー・ライトと名だたる監督を抑えての受賞です。アカデミー賞ではどうでしょうか?外国語ベスト作品にも輝いています。
脚本賞 コーエン兄弟 (No Contry for Old Men ノー・カントリー・フォー・オールドマン IMDb:8.7
 TIME誌では1位だったコーエン兄弟作品。新作が封ぎられる度に、驚かせてくれるふたり。作品賞も監督賞も逃してしまいました。でもハビエル・バルデム助演男優賞を獲りました。
他にケイト・ブランシェットが、"I'm nat there"で助演女優賞を獲っています。主演女優賞にもノミネートされてだんですよね。ケイトはいつだって素晴らしいですね。