またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

M.C.エッシャーのワンダーランド

スーパーエッシャー ある特異な版画家の軌跡

M.C. Escher M.C.エッシャー Icons Series (アイコン・シリーズ)モット・ザ・フープル(紙ジャケット仕様)http://d.hatena.ne.jp/images/admin/markup_image.gif

東京近郊で、寝正月という人にお勧めです。2日からやっているので、不思議大好き、という人は渋谷まで足を運んでみてはどうでしょう。
M.C.Escher(1898-1972)は、だまし絵といったら、真っ先に名前がでるオランダの版画家です。
私は半月程前に観て来たのですが、日中はかなり混んでいました。21時までやっている金・土の夜に行くと割合空いています。
右の絵は、ロックグループ「モット・ザ・フープル」のジャケットに使われていて、絵から抜け出したトカゲが又絵の中に戻っていくのが見事です。よく見えませんが、中の一匹が煙を噴いていてユーモラスです。
メビウスの輪等の時空のねじれや、天使と悪魔が反転する精緻なモザイク画等、観ているこちらの脳までねじれていくようです。コンピューターがない時代に、複雑な数式を駆使してこれらの作品を描いていたのが、そのアイデアとともに驚きです。