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またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

あの日から2年:震災忌


先週末は初夏を思わせるような陽気から一変、今日3.11は肌寒い日に戻った。
2万人を超える命が失われた大震災から2年、津波に浚われた海辺の町にも、人の住めなくなった原発の町にも春は巡ってくる。

被爆国技術立国春寒し  中山泰次郎

2年前、朝日新聞紙上に載った俳句が脳裏に刻み付けられた。
広島、長崎と世界唯一の被爆国でありながら、科学技術を盲信して原発事故を起こした日本。
何という皮肉だろうか。

季節は巡り春の足音が聞こえ始めた今、原発を推進してきた自民党に政権が戻った。
「日本を取り戻そう」と安倍さんは言っているが、震災前に戻ろうと言っているように聞こえる。


先週末から全国各地で、原発政策を問う行動が行われている。
9日の土曜日、友人と東京の明治公園で行われた「つながろうフクシマ!さようなら原発大行動」に参加した。
陽気に恵まれた土曜日、原宿の街はたくさんの若者で賑わっていた。あの人々に旗を降りながらシュピレヒコールする私たちの姿はどう写っただろうか?

国民の大部分が原発から卒業したいと思っているにもかかわらず、今の政権、経済界は高度成長期の日本を取り戻そうとしているようだ。
安倍政権はみんなの意識が薄れていくのを待っているのだろうが、私たちはあの日を忘れるつもりは微塵もない。

(俳句の作者、中山泰次郎さんには無断で引用させていただきました。)