またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

HAPPY VALENTINE'S DAY !

今日はヴァレンタイン、愛の記念日ということで、思いつくままにヴァレンタインにちなんだ音楽や映画等をあげてみよう。
Googleの去年のヴァレンタインのロゴ。歌はトニー・ベネット『Cold Cold Heart』。今年はロゴは特になしでした。


昔から大好きなチェット・ベイカーのマイ・ファニー・ヴァレンタイン。
ロレンツ・ハート作詞/リチャード・ロジャース作曲のめっちゃ有名なスタンダード。
いつも思うのだが、曲調がマイナーなため悲しい恋の曲と思いきや、詞は至って明るい。
僕(私)の愛しいヴァレンタイン、君はギリシャ彫刻のような美形じゃないけど、私を笑わせてくれる愉快な人。お願いだから、髪型を変えたりしないで。そのままの君でいて
ロジャースはどうしてこのメロディーにしたんだろう?まあ、名曲には違いないけどね。
My Funny Valentine/Chet Baker


この曲に影響されたのか、ポール・マッカートニーもクラプトンと一緒にヴァレンタインの歌を作っている。こちらもマイナーで始まっているが、詞はポジティブだ。雨が降ったとしても、すぐに太陽(愛する君)が現れると歌っている。My Valentine/Paul McCartoney & Eric Clapton


『ブルー・バレンタイン/Blue Valentine』という映画がある。『君に読む物語』のライアン・ゴスリングと『ブロークバック・マウンテン』のミッシェル・ウィリアムズ主演のラブ・ストーリーだが、タイトルどおりブルーな、切ない愛の姿を描いている。映像もブルーを基調としたりと凝っている。
冒頭から居なくなった犬の名前を呼ぶ幼い娘の切ない声が、壊れてゆく家族を暗示するようだ。
愛し合っていたはずのふたりが、なぜうまくいかなくなってしまったのか?
観客の誰もが思い当たる恋愛の難しさをリアルに描いている。

音楽もとても良い。ライアン・ゴスリングは歌も作るし、シンガーとしてもいける。
ふたりが打ち解けるシーンで歌う"You always heart the one you love" にはまいった。

監督によると、映画のタイトルはトム・ウェイツの曲からいただいたそうだ。
Blue Valentin/Tom Waits

Blue Valentine

Blue Valentine