またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

RIPハル・デイヴィッド「世界が今必要なのは愛」

バート・バカラックとの名コンビでヒットソングを次々と産んだハル・デイビッドが亡くなった。
日本の反応の薄さは驚くばかりだが、世界中で愛され、尊敬された作詞家だ。
Hal David(5/22,1928〜9/1,2012)の紡ぎ出した言葉で、憶えておいて欲しいのは次のフレーズ。
"What the world needs now is LOVE, Sweet LOVE "
(世界が今必要なのは、愛、やさしい愛)


好きな曲を選ぼうとしたら、あまりに多すぎて収拾がつかなくなった。
まずは映画がらみで『明日に向かって撃て(Butch Cassidy & Sundance Kid)』から、例の自転車の二人乗りのシーン。


もう一曲映画『アルフィー(Alfie)』の主題歌。歌っているのはオリジナルのシラ・ブラックで、指揮はバカラックと思われる。


『小さな願い(I say a little prayer)』と邦題がついている。ディオンヌ・ワーウィックも歌っているが、アレサ・フランクリンのソウルフルな方が好き。


今年5月にホワイトハウスオバマ大統領からガーシュイン賞がソングチームに贈られた。
そういえば、ジョージ・ガーシュインは兄アイラとの名コンビで幾多の名曲を送り出した。
ちょうど、バカラックとデイヴィッドのコンビのように。
多くのミュージシャンがバカラック=デヴィッドの名曲を披露した。
その中から、シェリル・クロウとライル・ラベットのデュエット『I'll never fall in love again』。


ダイアン・クラールの『ルック・オブ・ラブ(The look of love)』はピアノも歌も素晴らしい。
旦那のエルビス・コステロバカラックと組んでアルバムを出している。


ハルのホームページに歌詞が大々的にフューチュアーされている『世界は愛を求めている(What the world needs is love)』
Words from Hal David(クリック!)

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