またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

くるりはいいね!京都音博

今夜、たまたまTBSを見ていたら、中居君が司会をしている番組で斉藤和義が出演していた。
『ずっと好きだった』とニューシングル『やさしくなりたい』を2曲披露。本当はアルバム曲の『ウサギとカメ』が聴きたかった。
その直後、くるりを見ようとNHKに切り替えたら、またもや斉藤和義がゲスト出演という、うれしいハプニング。
くるりがここ数年開催している、京都音楽博覧会のオンエアしたもの。

くるりは一回だけコンサートで見たことがある。ルーマニアのジプシー楽団、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのライブに司会で出演していた。その年の京都音博にタラフに出演してもらったのが縁で、東京でのライブに司会を仰せつかったらしい。
そしてタラフの奇人変人ぶりをおもしろ可笑しく紹介していた。ミュージシャンなのだから少しくらい歌ってくれるのかと思っていたら、本当に司会だけだった。岸田さんのネグセとしか思えない髪型が印象に残った。

それはともかく、夏の京都の野外フェスである。
小田和正細野晴臣はっぴいえんどの名曲『風を集めて』を歌う。場違いな着物姿で登場した石川さゆりの季節外れの『津軽海峡冬景色』にはうなった。スウェーデンからのマイア・ヒラサワは、初耳ではなく、CMで聞き覚えのあるミュージシャンだった。可愛くてこれからの注目していこう。
そして驚いたことに、斉藤和義はたった1曲だったのだが、『ずっとウソだった』をオンエア!NHKは何故この曲を選択したのか?それも端折らずに、「東電も関電も中電も〜クソだ」のくだりも堂々放送していただいた。深夜枠のせいなのか、ディレクターの英断なのかな?
とにかくお祝いしたいくらいだ。

とはいっても、主催はくるりである。くるりの音楽は好きではあったが、まとまって聴いたのは初めてだった。改めてくるり音楽は魅力的だと再認識した。

斉藤和義ニューアルバム『45 STONES』は震災後の心境が反映されている。
特に「ウサギとカメ」を聴いて欲しい。→Official Site 45 STONES

45 STONES(初回限定盤)

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