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またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

上野の桜、そして岩崎邸

地震からもう早くも1か月が過ぎた。福島原発事故は「レベル7」だそうだ。
3月の景気もマイナス。先が見えない復興。漂い続ける放射能
でもそんな事情はおかまいなしに春はやって来た。もうすぐ春の遅い東北にも春は廻って来る。
被災地にも桜は忘れずに咲いてくれるだろう。薄紅色の花で凍えた心が束の間でもほぐれてくれたらと願う。
ただ瓦礫を背景に眺める桜は前の年とは違かもしれない。隣で一緒に花を眺めた人がいないかもしれない。
でも前に進むしかない。
人間は間違いばかり。桜は間違わずに、毎年花を咲かせる。
岩手花巻出身の宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の東北弁バージョンを聞いてほしい。こどもの頃、ノートに写して丸暗記した思い出がある。玄米4合はちょっと多くないか?とツッコミをいれたくなるが、心が洗われる気がする。

先週の土曜日に上野に花見に行った。今年は花見自粛と言われていたが、昼間だったので賑わっていた。
不忍池には水鳥がたくさんいた。池の真ん中の葦の薮には、なんとアオサギが何羽も隠れていた。以前はカワウがいたはずだ。写真はピンぼけなのでここには出さない。
真ん中の写真は、カモのつがいが潜水しているところを撮った。「頭隠して尻隠さず」が可愛い。


不忍池から、すぐ近くの旧岩崎邸に足をのばした。
岩崎邸には、豪邸廻りが趣味なので何回も来ている。資料によると、三菱財閥岩崎家本邸として明治29年に完成。設計は日本の西欧建築の父ともいわれる英国人建築家、ジョサイア・コンドル。etc.
最初感動したファサード。馬車で乗り付けたい。

洋館の裏手にあり繋がっている和館。こちらもお気に入り。建具の装飾が凝っている。橋本雅邦の絵が薄れていてよく見えないのが残念。濡れ縁に座ってぼうっと庭を眺めるのがおすすめ。

庭から眺めた姿。柱を廻らしたベランダとテラスがいい。内装はアカンサス模様の金唐紙の壁紙が美しい。