またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

またたび流クリスマス

毎年クリスマスの季節になると思う。なんで異教徒の私たちがイエス様の誕生日に大騒ぎするのだろうか?いつからクリスマスは恋人たちの日になったんだろう?
ツリーも飾らず、サンタも来ない家で育った私にとって、クリスマスは丸いケーキを食べる日以外の何物でもない。
25日が過ぎると、大慌てでツリーとリースを片付けて、門松とお供え餅の用意をする。日本人は忙しい。

大滝詠一の『ナイアガラ・カレンダー』12月の「クリスマス音頭〜お正月」は、そんな日本人の世相を皮肉っている。

NIAGARA CALENDAR

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キリスト教徒の本場?フランスではどうだろう。デプレシャンの『クリスマス・ストーリー』では、クリスマスに離ればなれの家族が実家に集まってくる。ちょうど日本のお正月のようだ。
面白かったのは、みんなで映画『十戒』を観ていたことだ。フランスでは、クリスマスに観る映画は『十戒』と決まっているのだろうか?
アメリカでは、フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生』を観るらしい。いかにもアメリカ人が好きそうな話だが、良く出来ていて面白い。

素晴らしき哉、人生!【淀川長治解説映像付き】 [DVD]

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ちょっと古いので、新しいところではこれ。雪の降る場面の美しいこと!

シザーハンズ〈特別編〉 [DVD]

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海を渡ってイギリス版クリスマス・ラブストーリー。
プレゼントにも最適。


クリスマスソングのスタンダード・ナンバーで好きなのは『クリスマス・ソング』。特にナット・キング・コールがいい。


六本木ミッドタウンで見つけた一枚。