同病猫相哀れむ?猫好きはユリイカの猫特集を買うべし!
詩と批評の雑誌ユリイカが猫特集号を出している。1か月前、書店でカワイイ猫の表紙を見て何の躊躇もなく買った。
作家角田光代さんちのトトちゃんだ。トトちゃんの目にまいってしまった。
ユリイカ2010年11月号 特集=猫 この愛らしくも不可思議な隣人
- 作者: 角田 光代,西 加奈子,荒木 経惟,町田 康,いがらし みきお,ほし よりこ,朝吹 真理子
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2010/10/27
- メディア: ムック
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「猫ーこの愛らしくも不可思議な隣人」とサブ・タイトルにあるように、いろいろな方面から猫の魅力と謎を探求している。
角田光代さんと西加奈子さんの作家同士の猫談義に始まり、最近愛猫チロに先立たれた荒木経惟氏のチロの話や、猫を媒介に画家クリムト論を池内紀氏が展開している。数学や物理学に何故か登場する猫というわけで、科学者も何人か寄稿している。
大佛次郎、内田百輭、カレル・チャペックなど文学者の随筆も載せている。最後に、猫の文学作品、猫マンガ、猫の絵本、映画の猫、猫動画!のリストを挙げている。自分のベストと較べてみると面白い。
11月号なので、書店の店頭にはないかもしれないが、Amazon
には在庫ありになっている。猫好きは買って損はないと断言しとこう。