ニック・ロー&ライ・クーダー
Ry Cooder , Nick Lowe & Joachim Cooder / They Drive by Night Japan tour 2009
雨がそぼ降る夜、ライ・クーダーとニック・ローのジョイントの最終日、渋谷のオーチャードホールに駆け込んだ。
まったくついていない日で、チケットの入った財布を忘れたことを駅に着いて気がついた。
駅と家を1往復半して足は棒のように痛くなった。泣きたくなったが、行かないわけにはいかない。
幸いなことに?オープニング・アクトが終わる頃滑り込むことができた。
ライ・クーダーもニック・ローもライブは初めてで、ずっと恋いこがれていたふたりだ。
会場はおじさん色が強く、それも濃いキャラの方が多い。ウィーク・デーにも関わらずスーツ姿のサラリーマンはまばらだ。
アロハシャツで貫禄十分のライと、白髪に黒ブチ眼鏡で細身のニック。このふたりがその昔、一緒にバンドを組んでたとは知らなかった。アメリカ・ツアーでは昔の仲間のジム・ケルトナーがドラムを叩いていたらしいが、ヨーロッパでも息子のヨアキムがパーカッションでバックを努めている。オープニング・アクトで歌っていたジュリエットは、ヨアキムの奥さんらしい。コーラスも担当。
ヨーロッパツアーの様子。
生ライ・クーダーのギターはカッコイイ!
アンコールの「(What's so funny 'bout) peace, love and understanding」。ニックの歌はどれも心地よい。この名曲はエルビス・コステロが流行らせたが、元はニックが作った。心に沁みる。
年の割には(62才と60才)たくさん歌ってくれたが、もう少し堪能したかった。ふたりともまた来てね!
ライ・クーダーの猫ジャケCD。買わねば!
- アーティスト: ライ・クーダー
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (12件) を見る