またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

若くして亡くなるということ

長い間一緒に働いていた同僚が急に亡くなった。今日告別式に参列して来た。
まだ50代だった。年老いたご両親が健在で、娘に先立たれた気持ちは如何ばかりかと思われる。
美人で、いつも身ぎれいにしている人だった。ガンだった。少し太めなのを気にしていたが、手術後復帰してきたら、期待以上にスリムになった。
平均寿命からいえば、後30年位は生きられただろうか。まだ生きていたかっただろうと思う。ふたりの子供達の将来も見届けたかっただろう。
会場のいたるところで、すすり泣きが聞こえた。彼女の無念さを思うと辛かった。

私の兄の連合いも、40代でガンで亡くなった。残された一人娘は高校3年生になった。
成人式の晴着姿も見ずに逝ってしまった。

ガンは闘った方がいいのか、闘っちゃ駄目なのか、一向に分からない。
分かっているのは、一日、一日を大切に生きることだけだ。
周囲にいる家族、友人との絆を深めることも大事だろう。

そんなことを思った暑い夏の一日だった。