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またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

映画『靖国』はもう見れないの?

31日の夜、ドキュメンタリー映画『靖国』の公開が中止というニュースが入ってきた。世間はガソリンの値下げで大騒ぎしているようだが、私にはこちらの一報の方がショックだ。
右翼の妨害を恐れて、映画館側の自主規制ということだが、納得がいかない。「エイプリル・フールでした」チャンチャン!だったらいいのに。
そもそも国会議員の事前試写というのが異例だった。言い出しっぺの稲田議員は、文化庁助成金を問題視していたようだが、検閲の臭いは免れない。
果たしてこの作品が「反日的」なのかどうなのかは、国会議員でない我々一般人には確かめようがなくなった。
10年の歳月をかけて靖国を取材し、完成させた中国人監督李さんは今回の事態をどう思っているだろう。靖国は、天皇とともに、日本人にとってタブーの聖域である。日本人と戦争を考える上で避けては通れないところでもある。日本では、言論の自由が保障されているはずである。憲法にも明記されている。間接的であるにせよ、政治家の口出しによって、表現の自由が今回奪われてしまった。
数年前にNHK従軍慰安婦の番組を巡り、政治家の介入があったとかで問題になった。
強圧的にチベット人の口を封じようとしている中国に比べれば、日本の自由は素晴らしい。しかしはっきりと物が言えない空気が、段々漂ってきてはいないだろうか?
                ↓
         映画『靖国』公式サイト(すでに予告編はじめ一部が見られなくなっています。)

配給会社のアルゴ・ピクチャーズと全国の映画館には、勇気を持って公開に踏み切ってもらいたい。右翼の街宣車が映画館に押しかける映像が世界に配信されれば愉快じゃないか?