またたびCINEMA〜みたび〜

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ビルマで10万人規模のデモ

ここ数日、軍事政権による圧政が続くビルマで、僧侶が抗議に立上がっています。強権を貫いて来た政権も、民衆の尊敬を集める僧侶たちには手を出せないでいるようです。デモ隊は、軟禁状態にあるアウンサンスーチーさんの家の前にも行く事ができました。彼女は涙を流していたそうです。TVニュースの映像では、エンジ色の法衣を纏った僧侶達の列を真ん中に、民衆がその外側を守る様にガードしている様子が印象深かったです。くれぐれも当局には88年のような弾圧を避けて欲しいと祈るばかりです。
ちなみに、今日本ではビルマミャンマーと呼び変えていますが、ミャンマーは現政権の改称であり、軍事政権を認めていない国々は、今なおビルマと呼んでます。
報道によると、軍事政権を裏で支えているのは中国だそうです。世界各国それぞれ、利害、思惑等があり、一枚岩でビルマ民主化を呼びかける状況ではなさそうです。毎日新聞の藤田記者が、日本こそ調整役として名乗りをあげるべきだと提言しています。
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