またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

チャールズ&レイ・イームズ展に行って来た

Design Interior Collection DESIGNERS CHAIR VOL.1 BOX

Design Interior Collection DESIGNERS CHAIR VOL.1 BOX

土曜日の昼下がり、落ち葉を踏みしめながら目黒川沿いにある目黒区美術館で開催中の「チャールズ&レイ・イームズ―創造の遺産」展に行ってきました。



イームズと聞いてピンと来ない人のために、上の写真を借りて来ました。ねっ!見た事あるでしょ。
チャールズとレイ夫妻は、もう半世紀以上前に活躍していたデザイナーのカップルで、椅子が有名ですが、おもちゃから家までデザインしました。
椅子に顕著にあらわれていますが、機能と美しさを融合させたデザインを日常の中に取り込むことに成功した、革新的なデザイナーコンビです。

私は2001年に東京都美術館で開かれたイームズ展にも行きました。こちらの方が規模も大きく、体系的だったような気がします。これですっかりイームズファンに成ってしまいました。

今回面白かったのは、二人の私的コレクションです。世界各地から集めて来た民芸品の置き物や小物は、ふたりのデザインに影響を与えたと思います。
ふたりは日本贔屓らしく、柘植の櫛等のコレクションやイームズ・ハウスでお茶会まで開いていました。お客はイサム・ノグチ夫妻やチャップリン(彼も日本好き)などです。

とにかくこのイームズ・ハウスが素敵です。サンタ・モニカ郊外にあるそうですが、展覧会では家の模型とビデオを流しているので必見です。長屋や、京都の町家の様に細長い長方形で、外観は格子状の窓ガラスが張り巡らしてあります。日本にそのまま持って来ても違和感のないデザインです。

展覧会は今週の日曜日までです。まだ見て無い人は、D'ont Miss It!