またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

ハリケーンとブッシュの罪

アメリカ南部を「カトリーナ」が大暴れして、今悲惨な状況になっています。今やブッシュ大統領の評判は地に落ちた感があります。日本も先週、台風が縦断し貴重な命が犠牲になっていますが、地球の至る所で洪水が起きているような気がします。そろそろ方舟でも作った方がいいのでしょうか?ワニに食べられたくはないしね。
 
 ラッパーのカニエ・ウェストがハリケーン救済コンサートで、「ジョージ・ブッシュは黒人の事は気にしない。」「政府はできるだけゆっくり貧しい黒人を助けようとしている。」と発言し物議を醸しました。黒人音楽の聖地ニューオリンズは今水の底です。大御所ファッツ・ドミノ氏がボートで救助されると云うニュースもありました。

 ブッシュがハリケーンを起こした訳ではありませんが、一因となっている地球温暖化には責任があります。最大の二酸化炭素産出国であるアメリカが、世界の批判をよそに京都議定書の批准を拒みました。国益を理由にユニラテラリズム(単一行動主義)をひた走るブッシュ政権が、足をすくわれたのです。救助の頼みとなるはずだった州兵はイラクに派遣してしまったしね。ブッシュ政権の弱者軽視政策が端的に表れた結果だと思います。