またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

音楽

帰って来た『上海バンスキング』

あの伝説の音楽芝居『上海バンスキング』を観に行った。もう、懐かしくって胸がいっぱいになった。 渋谷のシアターコクーンは、若い時の夢の舞台をもう一度観たいという青春後期の方で、ほぼ一杯だった。私が観たのは25年も前、1983年の4回目の再演だった…

ニック・ロー&ライ・クーダー

Ry Cooder , Nick Lowe & Joachim Cooder / They Drive by Night Japan tour 2009雨がそぼ降る夜、ライ・クーダーとニック・ローのジョイントの最終日、渋谷のオーチャードホールに駆け込んだ。 まったくついていない日で、チケットの入った財布を忘れたこと…

Au Revoir また来てね!パトリシア

Patricia Petibon Opera Aria Concert 10/31 東京オペラシティ コンサートホール恋人たちアーティスト: プティボン(パトリシア),ハイドン,グルック,モーツァルト,ハーディング(ダニエル),コンチェルト・ケルン出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック ク…

パトリシア・プティボン来日!

パトリシア・プティボンというフランス人のソプラノ歌手をご存知でしょうか? たまたまNHKでコンサートの映像を見て以来、パトリシアのファンになりました。 歌声の魅力もさりながら、ユーモアとエスプリたっぷりの魅力あるステージです。 今週の土曜日にコ…

あの素晴らしい音楽をもう一度―加藤和彦さん自殺

加藤和彦さんが亡くなったという一報を、お昼のニュースで知った。その後自殺らしいと聞いた。残念だ。 「悲しくて、悲しくて、とてもやりきれない」なんて歌詞だろう。今日の日を暗示していたかのようだ。 この歌はサトウハチローの詞に加藤和彦が曲をつけ…

夏の終わりの陽水

NHKで4夜連続で放映していた「LIFE 井上陽水〜40年を語る」が面白かった。 一番多感な中学時代によく聴いてはいたが、熱心なファンだったわけではない。 しかし、番組を見ているうちに、いかに陽水の曲をたくさん知っているか、いかに陽水の歌が私の心に…

スーパースターの死

昨日の日曜日は久しぶりのTOEICの試験だった。終了後、おあずけ状態だった映画に行って、友人と少し飲んだ。ブログの更新も出来なかった。 25日にマイケル・ジャクソンが亡くなったが、世間の反響はなかなか止む気配もない。 TIME誌のヘッドラインに“The D…

世界を舞台にしたピアニスト!

クライバーン・ピアノ・コンクールで優勝した辻井伸行君の話題で持切りのところ、また日本人のピアニストの快挙が報じられました。 ロンドンを拠点に活躍する内田光子さんがイギリス政府からデームの称号を授与されるそうです。 内田さんといえば、1970年に…

斉藤和義もやっぱり猫が好き!

今日のお昼、テレフォン・ショッキングのゲストで出て来た斉藤和義君。タモリとWカズヨシでした。生で歌った「ポストにマヨネーズ」という曲。イタ電を歌にするなんてすごいなあ。ギターも歌も上手いうえにユーモアもあって、惚れ直しました。 猫が好きなの…

無念!忌野清志郎再復活ならず

今日夜遅く清志郎が亡くなったと、NHKのテレビニュースで知りました。ショックです。 最初の活動休止の時は楽観視していました。このブログでエールを送ったのは2006年9月でした。 それから元気に復活し、コンサートでも歌っていたのに..。日本のミュージ…

「はっぴいえんど」にしてくれよ!

70年代初期の伝説のバンドはっぴいえんどのギタリストだった鈴木茂が大麻所持で逮捕された。 ここのところ大学生や主婦にも大麻が蔓延しているのだから、ミュージシャンが持っていても驚かない。 ところが、鈴木茂が在籍していたはっぴいえんどのCDや音楽…

Happy Valentine's Day!

ヴァレンタインなので、みなさまに愛と平和のメッセージを贈ります。 「愛の対義語は戦争だ」と誰かが言っていました。 ヴァレンタインというと、この歌が頭に浮かびます。チェット・ベイカーの物憂げな歌声が気に入っています。

メリー・クリスマス!

クリスチャンではないのに、クリスマスで大騒ぎしている日本。 滑稽だ。キリストの誕生がそんなに嬉しいのか?どうしてお釈迦様の誕生を祝わないのか? 4月8日にみんなで甘茶を飲もうではないか? そんな浮かれている日本人の様子を歌った、大滝詠一先生の…

キャロル・キングに励まされよう!

Carole King が、The Wellcome to My Livingroom Tourと題したツアーで来日している。スマスマでスマップとロコモーションを歌ったオン・エアーを見た人も多いだろう。 テレビで見る彼女は、溌溂としていて、スマップとの共演を楽しんでいる様子だった。私達…

ウェディング・ソング

先週の日曜日は甥の結婚式だった。 たくさんの友人が集まって、楽しい披露宴になった。 叔母さんとしては、とりたてて贈る言葉はないが、若いふたりの好みは無視して、斉藤和義の「ウェディング・ソング」で祝いたい。

またまた、ファンファーレ・チォカリーア

水曜日、例によって映画の最終回を観終わって、渋谷のとある坂道を通り抜けようとしたところで、見覚えののあるふたり連れに遭遇。先週の土曜日に三鷹でライブに行った、ファンファーレ・チョカリーアのメンバーだ。確か一日後に渋谷クアトロでライブがある…

お茶目なおじさんたちと妖しい踊り子たち―ファンファーレ・チォカリーア

11日の土曜日に三鷹市公会堂で、とびきり陽気なオヤジのブラスバンド、ファンファーレ・チォカリーアのコンサートに行って来た。初来日から見ていて、私達は今回で3回目もコンサートに馳せ参じている。 上の動画は12日の横須賀での模様をどなたかが写したも…

斉藤和義のネコード

やわらかな日アーティスト: 斉藤和義出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2002/11/20メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る前に紹介したレコード・コレクターズ別冊「猫ジャケ」に載っていた、斉藤和義の猫ジャケCD…

美しかった日野てる子

いつも長い髪にハイビスカスの花を挿して歌っていた日野てる子さんが亡くなった。 63歳だったそうだ。 それにしても、日野てる子という歌手が、こんなに美しい人だったとは驚きだ。彼女に「天は二物を与えた」んだね。 この『夏の日の想い出』という曲も気…

猫と音楽が同時に楽しめます。

猫ジャケ ?素晴らしきネコードの世界出版社/メーカー: ミュージックマガジン発売日: 2008/08/19メディア: 雑誌購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (22件) を見るあなたは猫が好きである。CDショップに行って、思いがけず目にしたCDジャケットにか…

雷鳴轟く深夜に

夕刻から稲光りと雷が激しくなって来た。昨夜は東海地方に大変な被害をもたらした雨は、一旦収まったものの、又ぶり返している。 雷は、神鳴りとも記す。天上の神様が癇癪を落としているのだろうか。 爆音を立てて落ちてくる。今、地上の犬たちは、雷鳴にビ…

チャボロ・シュミットがわが町にやって来た!

Tchaboro Schmitt Japan tour 2008 ここ数年、ジプシー音楽に凝っている。 チャボロ・シュミットのバンドが、歩いて10分の杉並公会堂に来るというので、夕飯の買物に行く感覚でライブに行って来た。 チャボロ・シュミットはフランス生まれで、ギターの神様…

ニコラエじいさん、さようなら!『ジプシー・キャラバン』

Gypsy Caranan/2006/アメリカ YOU CANNOT WALK STRAIGHT WHEN THE ROAD BENDS...(ローマのことわざ) ジプシーの語源は、エジプシャンだと聞いた事がある。今では、ヨーロッパ中心に散らばっているジプシー(ロマ)と呼ばれる人達は、もともとインドがルーツ…

至福の2時間―アンドレア・ボチェッリの歌声に酔う

アンドレア・ボチェッリを聴きに、雨の中有楽町まで行って来た。一番安い席をプレリザーブで獲ったのだが、最後列だった。真ん中だったのがせめてもの慰め。おまけに双眼鏡まで忘れた。見に来たのでなく、聴きに来たのだと自分に言聞かす。それにしても、空…

『のだめカンタービレ』はコメディドラマの王道です

実は連ドラでやっていた時にはこのドラマを見ていません。評判は聞いていたのですが、仕事上無理な時間帯だったのです。お正月の2日、朝起きてTVのリモコンを押したら、このドラマをやっていたという訳です。本当は箱根駅伝を見るつもりだったのですが、あ…

パヴァロッティのお喪式

6日に亡くなったルチアーノ・パヴァロッティ氏の葬儀の模様を動画で見ました。音楽家が亡くなると、故人の歌等が繰り返し聴けるので、嬉しいのか、悲しいのか分からなくなりますね。葬儀には有名人が多数参列してたようですが、友人の盲目テナー歌手ボッチェ…

セプテンバー・ソングス

9月に入り、もうすっかり秋ですね。私は春から夏にかけての季節が好きですが、昔ある友人に「秋はいろんなものがだんだん死んでいく感じがいい」と言われ驚いた憶えがあります。 私は9月になると思い出す曲がいくつかあります。 アース・ウィンド&ファイ…

コパカバーナの海と太陽がボサノヴァのゆりかごだった―『ジス・イズ・ボサノヴァ』

Coisa Mais Linda:Historias e Casas Da Bossa Nova/2005/ブラジル 日比谷公園で心地良い小野リサのボサノヴァを聴いてから、この映画が見たくなった。渋谷の単館ロードショーだったが、重い腰をあげて行って来た。観て、聴いて、すっかりいい気分になった…

スティリー・ダン+山口小夜子

今スティーリー・ダンが来日しています。六本木の新しいライブ・ハウスでのコンサートは高すぎて手が出ません。スティリー・ダンのファンの世代は、お金持っていそうですからね。私は例外ですが。ジョアン・ジルベルトもシャルル・アズナブールもチケットが…

日比谷の森にそよかぜが吹いた―小野リサ、ジョビンを歌う

Lisa Ono SUNSET BOSSA 2007 -Tribute to Antonio Carlos Jobin- あの暑さが嘘のように潮を引いた土曜日の夕方、日比谷の野外音楽堂で小野リサのライブに行きました。木立に囲われた音楽堂は、時折吹いてくるさわやかな風が心地よく、陽がようやく傾きだした…