またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

世界を衰退させないためにー「トランプ黙示録」を読み解く

トランプ黙示録?

トランプ大統領誕生で世界が震撼した。
アメリカ国内外の落胆、そしてトランプ現象に立ち向かおうとする人々。

グローバルボイスに投稿された記事を、グローバルボイス日本語の仲間が翻訳しました。
これを読み、少し元気をもらい、私たちにできることは何かを考えましょう。

トランプ大統領誕生で、シリアはどうなるの?

ホワイトヘルメット

世界の埋もれてしまう小さな声を世界中に発信するサイト、グローバルボイスからシリアの記事を新しく訳しました。

この「ホワイトヘルメット」というボランティアの救援隊の活動は、まさに命を懸けた活動です。
今年のノーベル平和賞の有力な候補でしたが、コロンビア大統領が受賞し、世界を落胆させました。

そしてトランプ氏の大統領誕生で、一時的停止していた爆撃が再開しています。
プーチン大統領を止めるものは無くなったということでしょうか?

記事の中でインタビューを受けているホワイトヘルメット隊員イシュマル・アラブドゥッラーは、ツイッターで、日々のアレッポの状況を報告しています。このツイッターが途絶えないかぎり、彼が元気だということがわかります。
twitter.com

内向きで不寛容なトランプ氏が、アレッポで爆撃に怯える市民に思いをいたすことなどあるのでしょうか?

アメリカよ、どこへ行く?

悪夢?トランプ大統領

アメリカの大統領選挙がまさかのトランプ氏当選に決まってから、半日あまりが過ぎた。
昨日昼過ぎ、雲行きが怪しくなってくると、あまりのショックに何も手がつかなくなった。
これではいけないと、何か気を紛らそうと思った。
そういう時の特効薬は、やはりである。
ネットの猫動画のサーフィンでやり過ごしたのだ。
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半日経った今、だいぶ気持ちは落ち着いてきた。
ふと思い立ってマイケル・ムーアツイッターをのぞいてみた。

”However this ends, that where we begin”
これは終わりだが、ここから始めよう。

"The next wave of fascism will come not with cattle cars and camps. It will come with a friendly face." - Bertram Gross, "Friendly Fascism"
次世代のファシズムは家畜の貨車や収容所ではやって来ない。それは笑顔でやって来る。(バートラム・グロス「笑顔のファシズム

トランプ氏の笑顔を思い浮かべた。

My "Morning After To-Do List" 5 things to get done today. No time to mourn
僕の”この朝のすべきことリスト” 今日やることが5つある。悲しんでいる暇はない。

実は私もなにかしなくちゃいけないような気がした。それが何だか分からないが、とにかく前に進まなくては。アメリカ人を笑っている場合ではない。日本だって十分寒い。

コステロ親爺が生きのいい姉ちゃんたちを従えて還って来た 

Elvis Costello Live @ 昭和女子大人見記念講堂 feat.Larkin poe

先週の水曜日9月7日コステロのコンサートに行ってきた。
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もう1週間も経っていまさらではあるが、素晴らしかったので書くことにする。

あの日は昼間関東地方に地震があり、すっきりしない天気だった。
そういえば、コステロの曲で”Tokyo Storm Warning" ってのがあったけ。


Elvis Costello Tokyo storm warning video.
意味不明の歌詞だが、気分はHELL! コンサートではやらなかったけどね。

コンサートに戻ると、コステロはたくさんのギターを取換え引っ換えして、絶え間なく新旧取り混ぜた自分の曲を披露した。(いつものインポスターズはいなかったが、コステロはバンドいらずなのだ)
最初コステロの歌声と掻き鳴らすギターの音が大きすぎて、音量を少し下げたらどうかと思ったほどだ。きっとホールの音響さんはいつもどおりの調整だったのだろうが、コステロのマイクいらずの声量のことを知らなかったのだろう。
少し落ち着いてピアノに向かって弾き語ったり(いつもだったらピアノの魔術師スティーブ・ナイーブ様が陣取っていて出番がない?)、椅子の背にもたれてウクレレを爪弾いたりと大忙しだ。

前回は舞台に置かれたどでかいルーレットで、なんでもリクエストに応えるエンターテイメント溢れるショーだった。
今回は大きなテレビモニターにコステロ関連のいろんな映像が映し出され、それに合わせた曲を演奏していくといった趣向だ。
今年の3月にイタリアでのコンサートの模様がある。大体こんな感じだ。

Elvis Costello (feat. Larkin Poe) - Live @Palabanco, Brescia Italy (May 31, 2016)

なかでも"Watching The Detective"は、ハードボイルドの探偵よろしくパルプマガジンの安っぽい刺激的なイラストをバックに、派手にめいっぱいやってくれました。
今回のツアータイトル"Detour"は、回り道、迂回路といった意味だが、資料によると「原点回帰」という意味らしい。
テレビに映し出される映像は、子供のころの写真や、デビューのころの懐かしい、くねくねダンス、おばあさんの"Veronica"や、船のミュージシャンだったおじいさんなど家族の写真もあった。
キャリアも長いけれど、コステロが生み出してきた音楽のなんと多彩で艶やかなことか!こころからコステロの歌に酔いしれた時間だった。

ところで、上の動画で一緒に演奏している女の子たちはオープニングアクトもやったラーキンポーだ。あの晩の収穫はこのふたりを知ったことだ。
ふたりはアトランタ出身の姉妹デュオで、お姉さんのミーガンがスチールギター、妹のレベッカがギターを弾き、姉妹なのでヴォーカルのハーモニーもぴったりだ。
特にレベッカが歌う"Burn the paper down to ash"が素晴らしい。彼女の声に魅せられた。この曲の出どころがよく分からなかったのだが、コステロ作のミュージカル"A Face in the Crowd"の中の曲らしい。多分上演されたことはない。

コステロはラーキンポーとやっていくつもりなのかと思いきや、今年もインポスターズとのツアーをやっているらしい。
会場では遠くてよくわからなかったが、後退していく髪もなんのその、精力的なコステロには負けてしまう。
また来日して欲しい。

いざアマゾン川へ! サラヤク村のサッカー少年たちといくカヌーの旅

エクアドルのサッカー少年に幸あれ!〜グローバルボイス〜

エクアドルのアマゾン地帯に豊かな自然に囲まれたサラヤクという村があります。

この村の少年たちは、毎週サッカーの試合相手を求めてアマゾン川の支流を67キロものカヌーの旅をします。
そんな子供たちの生き生きとした様子を写した動画が見られる記事を訳しました。(タイトルをクリック!)
                ↓
jp.globalvoices.org


記事の中にも出てくる動画です。子供たちのカヌーの旅の様子と素朴な音楽が気に入りました。

Viajando Por el Bobonaza con La escuela de Futbol Sarayaku

またたびCINEMA〜みたび〜

ブログへお引越し

最近、いろいろあって東京区内から近郊の町へ引越しました。

念願の猫が飼える部屋に住みかえたものの、経済的事情でしばらくおあずけです。

ということで、しばらくお休みしていた「はてなダイアリー」も「はてなブログ」へお引越しすることにしました。

よろしくね!

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