アメリカよ、どこへ行く?
悪夢?トランプ大統領
アメリカの大統領選挙がまさかのトランプ氏当選に決まってから、半日あまりが過ぎた。
昨日昼過ぎ、雲行きが怪しくなってくると、あまりのショックに何も手がつかなくなった。
これではいけないと、何か気を紛らそうと思った。
そういう時の特効薬は、やはり猫である。
ネットの猫動画のサーフィンでやり過ごしたのだ。
半日経った今、だいぶ気持ちは落ち着いてきた。
ふと思い立ってマイケル・ムーアのツイッターをのぞいてみた。
”However this ends, that where we begin”
これは終わりだが、ここから始めよう。
"The next wave of fascism will come not with cattle cars and camps. It will come with a friendly face." - Bertram Gross, "Friendly Fascism"
次世代のファシズムは家畜の貨車や収容所ではやって来ない。それは笑顔でやって来る。(バートラム・グロス「笑顔のファシズム」
トランプ氏の笑顔を思い浮かべた。
My "Morning After To-Do List" 5 things to get done today. No time to mourn
僕の”この朝のすべきことリスト” 今日やることが5つある。悲しんでいる暇はない。
実は私もなにかしなくちゃいけないような気がした。それが何だか分からないが、とにかく前に進まなくては。アメリカ人を笑っている場合ではない。日本だって十分寒い。
コステロ親爺が生きのいい姉ちゃんたちを従えて還って来た
Elvis Costello Live @ 昭和女子大人見記念講堂 feat.Larkin poe
先週の水曜日9月7日コステロのコンサートに行ってきた。
もう1週間も経っていまさらではあるが、素晴らしかったので書くことにする。
あの日は昼間関東地方に地震があり、すっきりしない天気だった。
そういえば、コステロの曲で”Tokyo Storm Warning" ってのがあったけ。
Elvis Costello Tokyo storm warning video.
意味不明の歌詞だが、気分はHELL! コンサートではやらなかったけどね。
コンサートに戻ると、コステロはたくさんのギターを取換え引っ換えして、絶え間なく新旧取り混ぜた自分の曲を披露した。(いつものインポスターズはいなかったが、コステロはバンドいらずなのだ)
最初コステロの歌声と掻き鳴らすギターの音が大きすぎて、音量を少し下げたらどうかと思ったほどだ。きっとホールの音響さんはいつもどおりの調整だったのだろうが、コステロのマイクいらずの声量のことを知らなかったのだろう。
少し落ち着いてピアノに向かって弾き語ったり(いつもだったらピアノの魔術師スティーブ・ナイーブ様が陣取っていて出番がない?)、椅子の背にもたれてウクレレを爪弾いたりと大忙しだ。
前回は舞台に置かれたどでかいルーレットで、なんでもリクエストに応えるエンターテイメント溢れるショーだった。
今回は大きなテレビモニターにコステロ関連のいろんな映像が映し出され、それに合わせた曲を演奏していくといった趣向だ。
今年の3月にイタリアでのコンサートの模様がある。大体こんな感じだ。
Elvis Costello (feat. Larkin Poe) - Live @Palabanco, Brescia Italy (May 31, 2016)
なかでも"Watching The Detective"は、ハードボイルドの探偵よろしくパルプマガジンの安っぽい刺激的なイラストをバックに、派手にめいっぱいやってくれました。
今回のツアータイトル"Detour"は、回り道、迂回路といった意味だが、資料によると「原点回帰」という意味らしい。
テレビに映し出される映像は、子供のころの写真や、デビューのころの懐かしい、くねくねダンス、おばあさんの"Veronica"や、船のミュージシャンだったおじいさんなど家族の写真もあった。
キャリアも長いけれど、コステロが生み出してきた音楽のなんと多彩で艶やかなことか!こころからコステロの歌に酔いしれた時間だった。
ところで、上の動画で一緒に演奏している女の子たちはオープニングアクトもやったラーキンポーだ。あの晩の収穫はこのふたりを知ったことだ。
ふたりはアトランタ出身の姉妹デュオで、お姉さんのミーガンがスチールギター、妹のレベッカがギターを弾き、姉妹なのでヴォーカルのハーモニーもぴったりだ。
特にレベッカが歌う"Burn the paper down to ash"が素晴らしい。彼女の声に魅せられた。この曲の出どころがよく分からなかったのだが、コステロ作のミュージカル"A Face in the Crowd"の中の曲らしい。多分上演されたことはない。
コステロはラーキンポーとやっていくつもりなのかと思いきや、今年もインポスターズとのツアーをやっているらしい。
会場では遠くてよくわからなかったが、後退していく髪もなんのその、精力的なコステロには負けてしまう。
また来日して欲しい。
ロンドン地下鉄駅を猫が占拠
ロンドンの駅の広告を一夜にして「猫」が独占 サプライズが素敵と話題 #ldnews https://t.co/2o3C854Myu
— ねこのゆりかご (@matatabicinema) 2016年9月15日
いざアマゾン川へ! サラヤク村のサッカー少年たちといくカヌーの旅
エクアドルのサッカー少年に幸あれ!〜グローバルボイス〜
エクアドルのアマゾン地帯に豊かな自然に囲まれたサラヤクという村があります。
この村の少年たちは、毎週サッカーの試合相手を求めてアマゾン川の支流を67キロものカヌーの旅をします。
そんな子供たちの生き生きとした様子を写した動画が見られる記事を訳しました。(タイトルをクリック!)
↓
jp.globalvoices.org
記事の中にも出てくる動画です。子供たちのカヌーの旅の様子と素朴な音楽が気に入りました。
Viajando Por el Bobonaza con La escuela de Futbol Sarayaku
政府に批判的なジャーナリストが次々とテレビから消えていく
グローバル・ボイスに新しい記事の翻訳をUPしました。
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「政治介入か? 日本の有名ニュースキャスターが相次ぎ降板」
特に「クローズアップ現代」の国谷裕子さんの降板は、政府の意向を気にするNHK上層部の弱腰ではないかと思われている。
「クロ現」は23年間もの間、徹底的な取材と分析による調査報道で、高い評価を得てきた。
国谷さんがいかにこの番組に精力を注いできたかは、日本記者クラブ賞を受賞した時の動画を見てみればよく分かる。
国谷さんだけではなく、TBSの岸井さん、「ニュース23」の古舘さんと、テレビからリベラルなジャーナリストたちがいなくなるのは、本当に寂しいし、悔しい。
国谷さんから視聴者への言葉が、NHKのサイトに載っていた。
↓
国谷裕子キャスターから視聴者の皆さまへ