またたびCINEMA〜みたび〜

大好きな猫や映画の小ネタなんぞをとりとめもなくつづってゆきます

ロシアで生き埋めにされた犬に起こったこと

まず、この動画を見てください。

この動画はテレビなどで見ていました。
でも、いったいぜんたいどうして犬が地下に閉じ込められたのか、グローバル・ボイスに詳しい事情が載っていました。
今回私が訳した記事がこちらです。
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ロシア、ヴォロネジ市:生き埋めにされた犬を住民が救出

この救出動画で同時にリポートしている女性が、犬が姿を現わすと泣き声になるのが分かります。
ロシアの人たちも、私たち同様に小さな弱い存在を大切に思っているんですね。

グローバルボイスで記事を翻訳しました。
     ↓(クリック!)
ラス・パトロナス:メキシコの「死の列車」に人道支援をつづける女性たち

メキシコを縦断するビーストと呼ばれる貨物列車の屋根に乗って、アメリカを目指す中米移民に食糧支援をするメキシコの女性たちの話です。
移民たちの旅は命がけです。列車から振り落とされたり、警察の摘発、ギャングからも狙われます。

何年か前公開された『闇の列車、光の旅』という映画に、その悲惨な状況が見事に描かれています。
映画を見た当時は、お話だから大袈裟に描いているのかと思っていました。
でも、最近のメキシコの血なまぐさい事件などを考えれば、そうとも言えないと思いました。
実際、DVDで再見したら、いかに良く取材してストーリーに反映しているかが分かりました。

おすすめです。

闇の列車、光の旅 [DVD]

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A Happy Halloween!

なんかスゴイことになってきているハローウィン
数十年前は一部の外人さんが、山の手線をジャックして、警察出動とかあったりしたっけ。
今はすっかり東京の風物詩になってしまった。

ところで”Trick or Treat!"といえば、サイモンズキャットのように、猫はいつだって”Trick & Treat"だ。
いつも、いたずらしてそこら中滅茶苦茶にして、おまけにお腹すいたご飯ちょうだい、となる。


さて、子猫の巣穴に潜入しよう!
注意して進め、大いなる危険が待ち構えている?

その危険とは、子猫に魂を奪われることだとさ。

いま、ひとたび反戦歌

土曜日早朝のピーターさんのラジオ番組バラカンビートで、初めて聞く反戦歌が流れた。

しゃれこうべと大砲」という曲で、浜田真理子さんのピアノ弾き語りだ。
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大友良英さんのラジオ番組で、反戦歌を何曲か特集したとの視聴者のメールで紹介していた。
森繁久弥さんも歌っていたらしい。いかにも森繁さんが歌いそうな歌だ。

浜田真理子さんの歌声は素晴らしく、この曲も歌詞が胸に染み入ってくる。終わりの方でレナード・コーエンの「ハレルヤ」を引用しているところも憎い。
NHKドラマ『白洲次郎』の挿入歌で、サウンドトラックにしか音源がないそうだ。
ちなみにドラマの音楽担当は大友さん。「あまちゃん」でブレイクする前にもいい仕事している。

ピーターさんはこの曲の前に、The The(ザ・ザ) の「Heartland」を流している。

ピーターさんが解説してくれたが、この曲はサッチャー政権下のイギリス社会を皮肉った歌だ。→The The Heartland Lyrics
当時の社会状況をイギリスの暗く寒い冬になぞらえている。最後、「ここはアメリカの51番目の州だ」とリフレインしている。
ちょっと待って、まるで現在の日本のことを言ってようだ。そう、日本は先週、アメリカの51番目の州に志願した。
イギリスは、サッチャー政権の長い冬を脱するのに10年かかった。
日本の安倍政権はあと4年も続くのか?

サッチャー政権下で行われたフォークランド紛争を憶えているだろうか。
イギリスは、はるばる南アメリカまで遠征して、アルゼンチンを叩いた。
小さな戦争だと思われていたが、イギリスのグラナダテレビのドキュメンタリーが傷ついた兵士の様子を克明に記録して、どんな戦争も悲惨であることを伝えていた。
当時にわかに活気づいた造船所と町の様子を静かに描いた曲がある。船はもちろん、戦争のためだ。
エルビス・コステロの「シップブルディング」だ。今回はロバート・ワイアット版で。

8.30 安保法案反対デモ

明日、2時から10万人の全国規模で安保法案に反対するデモが予定されている。
東京は国会前で抗議の声を上げるそうだが、あんな狭い場所で大丈夫なのだろうか?

私は仕事なので残念ながら参加しないが、国会前は何回か行っている。
最初に行った時驚いたのは、国会前じゃなくて国会横じゃないかということだった。国会横の道路を隔てた歩道に押し込められている状態なのだ。

しかも、国会の正門前はデモ参加者は通っちゃいけないらしい。他の人は普通に通れるのに。わざわざ遠回りをして当局が許可した場所に行かなければならない。

私たちは、日本だけでなく、世界の平和を願っている。だから警備の警察官と無用な争いで平和を乱したくない。

安倍さんたちは、憲法を曲げてまでアメリカの戦争のお手伝いをしたいらしい。
自民党は先のイラク戦争自衛隊派兵の検証もしていない。
結局大量破壊兵器は無かったことで、イギリスではブレア元首相の責任が問われた。
そもそも、ドイツとフランスは派兵をしなかった。
自衛隊の犠牲者が出なかったのは、運が良かったからだといわれている。

国民の大半が疑問の声を上げているこの法案を無理に通して、日本人の犠牲が出た時には、安倍さんはどう釈明するのか?日本人が他国の人を殺した時には、謝るのか?この間の声明では、もう次世代の人には謝らせたくないと言っていたけれど。

和田さん、久しぶり!

ネットを散策していると、昔の知り合いに偶然出会うことはよくあることですが、活字の新聞で、もしや?とという人に出くわしました。

若者にフィルムカメラが人気だそうで、いまどき湿版写真を撮っているカメラマンいるという記事でした。
場所が谷中で、しかも和田さんという名前で、彼に違いないと思いました。

ホームページもありました。→LIGHT & PLACE

昔の知り合いが頑張っているというので、嬉しくなりました。
20年前に、仲間と谷中のお宅でカニ鍋を囲んだことが、今でも懐かしい思い出です。
あの時写してもらった写真(誰が撮ったの?)は、私の宝物です。

このブログは匿名なので、一歩通行になると思いますが、密かに応援していきます。

私は谷中に縁があって、毎週のように通っていた時期もあったのですが、驚きですね。道を反対に曲がって、朝倉彫塑館にはちょくちょく行ってたんですよ。

なんか途中から、読んでもらえる当てが無い手紙のようになってしまいました。

ラジオ深夜便で中川モモコさんが戦時下のドイツを語った

以前、友人のお母さんである中川モモコさんの本を、このブログで紹介したことがありました。
千田是也氏の娘さんのモモコさんは、ドイツ人のお母さんの母国ドイツで少女期を過ごしました。
私たちは8月になると、数々の戦争体験記を見聞きしますが、戦時下のドイツの暮らしについて詳しく聞く機会はありません。
ヒットラーを実際に見た日本人は、そうはいないでしょう。当時のドイツ人の人々はみんな、ヒットラーに心酔いしていたのかと思ってましたが、モモコさんのお母さんはそうではなかったとか、貴重な話を聞くことができます。

NHKなので、そのうちこの音声も削除されるかもしれません。今の内ですよ。